ないしょじゃないひみつ-2
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夏の夜だった。
祥一は部屋の中で、パパからメッセージを受け取った。
「23時になったら、ハダカになって寝室へおいで」
あの車の中での出来事以降、パパは祥一と二人きりになる機会を設けては、祥一におチンチンを舐めさせる楽しみを味わっていた。
いや、パパの方も祥一に舐めさせるだけより 自分も祥一のおチンチンを舐めて、精液の量や味わいから 祥一の成長を感じとることが習慣になっていた。
「こら、祥一。ちゃんと自分がフェラチオされてるところを見なさい。」
「ご…… ごめんなさい。あんまり気持ちいいから…… 目をつぶってしまってた……」
「まあ、いいけどね。それにしても ずいぶん陰毛が濃くなってきたな。他の男子もこんなものなのか?」
「……知らない…… 他の子のおチンチン、あんまり見たことないから……」
「おやおや、『あんまり』ってことは、全然知らないわけでもないんだな。」
23時が近づいてきた。祥一はパジャマと下着を全部脱ぐと、寝室に歩いていった。
(ハハは もう寝てるのかな…… 眠ってるハハの横でパパのを舐めるのかな……)
寝室の引き戸は開いていた。祥一は黙って足音をさせないように、開いた扉の隙間を抜けて中に入った。
寝室にはLEDの明かりがかすかに灯り、ふとんの上にパパとハハがいた。
二人ともハダカだった。
パパは仰向けに寝て、ハハはパパの上にうつ伏せにかぶさり、パパの胸に顔を当てて寝ていた。
パパは 祥一が入ってきたのを見ると、微笑みを浮かべて、ハハのお尻の谷間に軽く指を押し当てた。
それに気付いたハハは、お尻をムズムズと動かし
「もぉー、パパ。お尻はダメだって……」
とささやいた。しかしパパはお尻の谷間を指先で広げるようにしながら いじりはじめた。
パパがいじるにつれて、ハハの太ももはだらしなく広がり、チツや肛門が次第にあらわになってきた。
祥一はハハの股間を見るのは初めてだった。祥一は我を忘れて静かに膝をついて、自分がくぐったハハの股間に顔を近づけていった。
「パパァ、ダメだって言ってる……」
ハハはそう言いかけて、パパの視線に気がついた。
「え、誰! 祥一なの?」
パパは片手でハハの顔を胸に押さえこんだ。そして祥一に言った。
「ふふふっ、祥一 ハハのここを見て、キミのもうひとつの性欲が目覚めたようだな。」
祥一はハッとして、自分のおチンチンに目をやった。そこは自分がこれまで感じたことのない硬度で勃起していた。
「祥一、ハハもオレたちの仲間に入れようよ。ほら、」