第1話 魔が差して-4
『逃げても財布があるから無駄よ。さあ返しなさい』と女性が言った。俺は無視して男子トイレに入って行くが女性も構わず入って来る。『さあ、早くしないと警察を呼ぶわ』と携帯を取り出した。俺は個室に入りズボンを下ろした。すると撮影音が鳴る。『やっぱり履いてたんだ』と上からの声で俺は気付いた。そこには最初の女性がいた。『そのままドアを開けて出て来なさい』俺の財布をヒラヒラと見せつけた。俺は仕方なくドアを開けて個室を出ると二人目の女性にズボンを取られた。すると1人目の女性が『ほら、やっぱり履いてたでしょ汐莉』と二人目の女性に言った。俺は腕を前にして隠す。すると汐莉と呼ばれた女性が『もう、その下着履けない』と俺のズボンで俺を叩く。すると財布を持っている女性が『ほら、腕で隠さないようにしないとね』とズボンからベルトを取り後ろで縛る。俺は女性に下半身を見られ勃起するとその姿を撮影された。『さて、汐莉、どうするのこの後、やっぱり警察?』俺は「警察は勘弁して下さい、下着は弁償しますから」と俺は頭を下げた。すると汐莉が『この下着は海外旅行でのオーダー物よ。それにこのままじゃあ私の気持ちわるいしが許さないから、翠さん、手伝って』と撮影している女性に何やら耳打ちする。