続きが聞きたくて-1
ハジメ君という青年の存在が、私にとっては非常に刺激的な存在となった。S嬢として男性客のぺニスを弄ぶ妻に興奮こそすれ、嫉妬はあまり感じなかった。しかし、妻をここまで弄った客は他にいただろうか?激しい嫉妬とともに、尋常じゃない興奮も自覚した。
この行為がエスカレートしてしまったら、妻はあの青年に抱かれてしまうのだろうか。あの20pの巨根を受け入れてしまうのだろうか。その結末を見てみたくなった。これでは完全に寝取られマゾじゃないかと自戒しながらも…。
「アキ、これお昼のお弁当ね」
1週間が経った。今日は螢子が杏奈様になる日だ。
「うん、ありがとう」
スウェットのまま妻を抱き締めた。
「今日は急がないんだね。まだ着替えなくていいの?」
「暫くは暇なんだよ。お客との話し合いは全て午後しかないから」
「そう、でも暇だからってのんびりしてたら仕事無くなるよ?私もあと何年で旬が去るか分からないんだから」
「うん……分かってる」
上の空で妻の言葉が頭に入ってこない。今日は水曜日だから…。
「なぁ、今日は彼は…やっぱり指名してくるかなぁ」
「ふふ…やっぱり気になってたんだ」
妻は責めるわけでもなく微笑み、私の股間を撫でた。
「ハジメ君に感じさせられる私が気になる?」
「あ、い、いやぁ…ほら、女社長を満足させられたかどうか…せっかく螢子が手解きしたんだから成果がなくちゃ。」
見え透いた言い訳だと恥ずかしくなったが、それでも素直にはなれなかった。
「これ…また使う?」
私が言い出すことが分かっていたかのようにポケットからレコーダーを取り出した。
「ハジメ君がまた前戯指導を求めてきたら…どうしたい?」
悪戯っ子のような笑みを浮かべる妻から目が離せない。
「…お願いします、螢子がハジメ君に愛撫されるところを…録音して下さい」
「変態…妻を他の男にさわらせるなんて。」
なじりながらも妻は我儘を聞き入れてくれた。
プライベートで楽しみができると仕事も捗るものだ。しかし、お客との打ち合わせが終わった辺りからソワソワし始めた。今頃螢子は…。予定では17時に終わるはずだった仕事が18時まで長引き、逸る気持ちを抑えながら何とか1日の仕事を片付け、家路を急いだ。
「おかえり」
「うん、ただいま」
妻は既に夕食の準備に取りかかっていた。いつもの妻のエプロン姿だ。しかしなぜか、いつもより態度がそっけない気がした。露骨ではなく、僅かにいつもと違う気がしたのだ。
「螢子、疲れてる?」
「ちょっとね。いつもと同じ3、4人しか相手してないんだけど、ハジメ君は1番長いコースで延長するから体力使うの」
ハジメ君が来た。しかも延長…。
「できたよ、今日はカレー。温め直したらいつでも食べられるから。先に聞く?」
「聞きます!」
「もう」
妻は笑いながら私を寝室に引っ張り、全裸にするとベッドに押し倒した。
「ハジメ君と杏奈様の蜜月、始まり始まりー」
妻は枕元にレコーダーを置くと、再生ボタンを押した。無駄な時間が多い、妻はぼやきながら早送りをし、音声を再開した
『あぁ…杏奈様…これが本当の乳首責めなんですね……あっあんっ…』
『この前教えただけで完璧に覚えられるわけがないでしょ?クズマゾ』
『はぁぁ…気持ちいいです……杏奈様のおかげで社長には誉められました…あっ!』
『女社長悦ばせたんだ。私の教えを生かせたんだね。ご褒美に潮を吹かせてあげようか?』
『あっ!おおお願いします!あんっ!くぅっ前立腺も気持ちいい!』
『あらあら、シーツ握りしめて女の子みたいな声出しちゃって。』
『あああっ!杏奈様!杏奈様ぁ!』
『そんなにアナルを指で掻き回されるのが好きなの?私の旦那と一緒ね。指を旦那に舐めさせて、ヌルヌルになったところで入れてあげるの』
妻は音声を流しながら指を2本、私の口に入れて舌と絡ませ合った。
『ああっ!この指遣い凄い!おかしくなっちゃうぅ!』
『いつも旦那が舐めてる指が入ってる、ハジメ君のアナルと旦那の舌、間接キスだねぇ。ハジメ君のアナルに入ってるのは何?』
『やだ、あっ杏奈様の指…』
『じゃなくって?』
『あんっ!旦那様の舌ぁ!』
『女の子になって犯されてるんだからいいでしょ?男の舌だよ』
妻は、昼間ハジメ君のアナルに入っていた指を舐めさせていたのだ。
「知らなかったでしょ?でもアキも一緒だよ。いつもマゾ男に指をしゃぶらせてたから、アキも間接的に男にケツの穴責められてたんだよ」
生理的に受け入れられないはずが、妙に興奮していた。
「ちょっと長いな」
さらに早送りをして音声を調整した。
『さ、磨くよぉ?』
『あひ!くぅんっ!だめ!あああ…お願いします杏奈様…はぁぁ…今日も延長で愛撫の手解きを…あんっ!』
『どうしよっかなー…ゴシゴシ…あーつらいよねー』
ついに本題が始まった。