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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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昨晩のこと (2) 妻のアナル-1

 丸みを帯びたヒップにぴったり張り付いた妻の下着を脱がす。
 まだ午前中だというのに、もう朝から三回も着ては脱がされを繰り返している妻のショーツを広げて観察する。
 全体に汗ばんで湿っている上に愛液でできた大きなシミもある。
 クロッチ部分は膣からの分泌液で黄ばんでいて、白くネバネバした汚れや陰毛も付着している。
 三十八歳にしてまだ可愛らしいとさえいえる美貌とはあまりに対照的なだらしなくいやらしい下半身。

「ちょっと! やめて!」
 匂いを嗅ごうとしたらゆきにとられてしまった。
「俺のこと大好きなら下着の匂い嗅がれるくらい我慢してよ」
「それとこれとは別なの!」
 恥じらうゆきが愛おしくてキスをする。
「今、恥じらうゆきが愛おしいって思ってるでしょ」
「すごい、なんで分かるの?」
「視線に愛を感じるもん。顔に『ゆき可愛い』って書いてあるよ」
「よく自分でそんなこと言えるね」
「そこだけは自信があるの」
「匂い嗅がせてくれたらもっと可愛いって思っちゃう」
「どんなに愛されても無理なことは無理だから」
 私の乳首を手のひらで転がすように刺激してくるゆき。
 さっきと同じ理由でまたキスをする私。

「下着すごい濡れてたね」
「パパのせいだよ……」
「Zのせいじゃない?」
「今パパとこうしてるからだもん」
「照れるけどそう言ってくれてうれしい」
「ほんとだよ」
「Zとセックスして感じてるゆきがすごく可愛いのもホントだよ。ゆきはそんなことしないって言うかもしれないけど、Zのこと思い出してエッチな気持ちになってもいいからね」
「そんなこと言ったら一人のときにも思い出して濡らしちゃうよ?」
「俺に隠れてオナニーしちゃうってこと?」
「どうだろうね?」
「したことあるんだ」
「ないよ……!」
 実は私はゆきがときどき隠れてオナニーしているのを知っている。
 はじめて知ったときは驚いたし意外だったが、恋人時代からゆきはオナニーをする習慣のある女だった。
 こっそり隠し持っているバイブのしまう場所や向き、電池などがときどき変わっているのだ。
 私とのセックスでは満たされないからなのか、付き合う前から続く習慣なのかはわからない。

 私のペニスはもうずっと硬く勃起していた。抱き合ったままゆきの膣口にあてがう。
「こんなになっちゃった」
「嬉しい……早く来て……」
 ペニスの先端を何度かゆきの花びらに擦りつけて感触を楽しむ。柔らかくて温かい。
 溢れでた愛液がたちまちペニスにまとわりつき、クチュクチュいやらしい音をたてる。
 少し腰を突き出しただけで亀頭がにゅるんとゆきの中に飲み込まれた。
「ぁん……!」
 今度こそ焦って腰を動かしすぐ終わりになってしまわないようにゆっくりと腰を突き上げ一番奥に達したところで止まる。
「パパとまたエッチできて幸せだよ」
「俺もだよ。なんか今日はいくらでもできそう」
 ゆきは私の大げさな発言に笑って、でも嬉しそうにキスをしてくれた。

「ゆき、今回もありがとう。俺じゃない男とセックスさせてごめん。ゆきのこと大好きな気持ちは変わらないからね」
「ありがとう……」
 私の背中にまわしたゆきの腕に力が入る。
 下半身では膣がきゅっと私のペニスにまとわりついてきた。
「お風呂で後ろから挿れられてイっちゃった?」
「うん……」
「Zもそのまま最後までしたの?」
「ううん、ゆきがイッたあと抜いてキスされて……洗いっこしよって言われたの」
「泡だらけになって手足を絡めあっちゃったのかな」
「うん」

 私とゆきは一緒に風呂に入ったことすらない。裸の下半身を見られるのがとにかく苦痛なのだ。

「フェラもしてあげた?」
「……したよ」
「俺にも風呂でそんなことしたことないのに」
「パパがさせてくれないんでしょ? お風呂以外でもね」
 私の乳首をつまんで転がして反応を伺ってくるゆき。
「そんなことしたらイッちゃうからやめて」
「これだけでイッちゃうんだ。可愛い」
「Zと比べてるだろう」
「うふふ」
「他にも俺にしたことないようなこと、したんじゃないの?」
「うーん……これ言っていいのかな?」
「なにそれ! めちゃくちゃ気になるじゃん」
「あのね、ゆきも嫌だったのにその場の雰囲気でしちゃったんだけど……」
 これ以上ないほど興奮させる言い方をするゆき。
 わざとなのか自己弁護のつもりで素でやっているのか、ゆきにはこういう憎めない無神経さがある。


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