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悦子
【SM 官能小説】

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悦子-26

 「日本語だと何と言うのかな。合い舐めとでも言うのかな」
 「もういいです」
 「何が?」
 「言われた通りにしますから、喋らないで下さい」
 「そうか。それじゃ口に入れて、その先っちょの丸い部分を重点的に舐め回して且つ吸うんだ。そっとなら歯を立ててもいいけど、強く咬むなよ。其処を怪我すると大変なことになるんだ」
 「・・・」
 「そうそう。上手いじゃないか。やったことあるのと違うか?」
 「ウ」
 「分かった分かった。ちょっとからかっただけだろ。いちいち口から出さなくていい。そのまま続けてくれ」
 「先生の馬鹿」
 「早く口に入れろ」
 「・・・」
 「な? 僕はこうやって舐め廻すんだ。女の性器は出っ張って無いから吸う訳に行かないんで、舐め回す。だけどこうして皮をひんめくってクリトリスさんをだな、これを吸うという手はある」
 「アアー」
 「小さいクリトリスだな。吸いづらくて駄目だ。という訳で、性器の入り口の襞を吸ってやる。これをやると段々此処が伸びて来てホッテントットの唇みたいになるんだ。性器の周りの襞がダランと垂れてるなんていい眺めだぞ。人形みたいな顔して性器が垂れてるなんて対照の妙と言うしかないだろ」
 「ウウー」
 「な? 結構感じるだろう」

 そんな具合に栄一はちょっとやっては口を放して喋り、言葉と感触との両方で悦子を愛撫している。しかし口を放している時も、指はピストン運動を続けているから、悦子の感じ方は半端ではない。もっとも栄一の場合は、言葉で責めているつもりではなくて、ただ露悪的なことを喋るのが好きなのである。悦子はもうすっかり蹂躙されつくして思う様感じていた。
 悦子がイッタ事を確認すると栄一はグイと性器を悦子の口の中奥深くに押し込み、悦子の両腿を抱え上げて、こんどはクリトリスではなく、肛門を舐め始めた。悦子は呻きながら暴れたが、体中で押さえつけて悦子の自由を奪う。30分ほども舐めたところで緩んできた肛門に舌をとがらせて突っ込んだ。そのまま舌を突き入れたり出したり、舌で悦子の肛門を犯し、同時に腰を動かして悦子の喉で性交を始めた。悦子は、くぐもった悲鳴を上げて痙攣し始めた。口から性器を引き抜いて素早く体を入れ替えると、今しがたまで舌で犯していた肛門に性器を入れた。肛門はすっかり緩んでいて、スルッと難なく栄一の性器を飲み込んだ。引き抜くときはゆっくり、押し込むときは急激に、を繰り返して、ゆがんでも美しい悦子の表情を楽しんだ。射精が近づくと肛門から性器を引き抜き、喘いでいる悦子の口の中に入れた。悦子は言われるまでもなく吸ったり舐めたりしたが、何しろ昨日2回も放出したのでなかなか出ない。そこで口から引き抜いて悦子の性器に入れ、喘いでいる悦子の口をガバと咥えて、舌を吸いながら激しくピストンしてようやく果てた。悦子が失神したら又何かいたずらしてやるつもりでいたが、悦子は、射精して喘いでいる栄一の頭を下から抱きかかえ、栄一の舌を強く吸い込んでいる。ついさっき「そんな奇態なこと」と言った女と同じ人間だとは思えない。


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