投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

痴漢虜遊戯
【痴漢/痴女 官能小説】

痴漢虜遊戯の最初へ 痴漢虜遊戯 1 痴漢虜遊戯 3 痴漢虜遊戯の最後へ

女子高生と痴漢-2

痴漢したあの日、俺のあそこは痛いくらいに勃起していた。
我慢できず駅のトイレの個室で一発抜いたほどだ。

公共の場でオナニーする変態のハナシなんかを聞いてありえねぇと思っていたが、まさか俺自身がするはめになるとは。


厄介なのは俺の性癖が歪んでしまった事だ。
彼女を抱いても痴漢した時ほど興奮がないのだ。

冷めてしまうような感覚に陥り、どうも興奮しきれない。
彼女には最近優しいね、と変な勘違いされたが…喜んでるのならそれはそれで良いだろう。

問題は俺自身。
できればまた痴漢をしてみたい。
今はその感情を何とか抑えているが。

激しい興奮。けれども回りにバレないように気を配る緊張感。その最悪なバランスをまた味わいたい。

また痴漢できそうなタイミングがないか。
あの時の女の子はいないか。
そんな事ばかり考えながら電車に乗っていた。


そして初めての痴漢をしてから一週間。
また痴漢ができそうなタイミングがあった。

前回のように後ろでオッサンが俺達を隠してくれているような事はないが、他の乗客は背を向けていたり余所を見ている。
そして目の前のOLと自然と身体がくっついてしまう事故の形の状況が始まった。



(…あれ?)



けど、何故か興奮しなかった。
そのOLの女性は結構な美人さんだったのだけども全然興奮しねぇ。

…いや、エロいなぁとか触ってみたいなぁとかいった感情は沸き上がるのだ。
興奮していないワケではない。

ただ…痴漢というリスクを犯してまで触ろうとは思えないのだ。



その場は結局特に何もせずに時間が過ぎて駅についてホームに降りる。

…あの時は初めてで興奮しすぎて酔っている感覚だったのかもしれない。

痴漢という行為に興奮しきれず、何処か残念な気持ちになる一方で過ちを犯さずに済んでほっとしている自分もいる。


そりゃそうだ。
冷静になれよ俺。

痴漢は犯罪だし、やろうとする方がおかしい。
これを機に痴漢なんて忘れよう。

そう考えた時だった。



「あの…」

「!?」



駅のホームでぼーっと突っ立っていたら声をかけられた。
いつの間にか目の前に女の子が。

紺色のブレザーにチェックのスカートの制服を着こんだ女子高生の女の子がいた。



(あの時の…!)



ドクン、と大きく心臓が跳ね上がった。
自分でも一気に冷や汗が沸き上がっているのも分かった。

今から…痴漢で訴えられるのか?
しかし痴漢は現行犯じゃないと意味がないだろう。

けど、痴漢された身としてはそういった道理より仕返しをしたいという気持ちも大きいだろうから無理にでも訴えるかもしれない。

…逃げた方が良いのは分かっている。
分かっているのだけども…チンポが、いてぇ。

この女の子を見ただけで一気に興奮して止まらない。


あの時の状況を思い出して、この女の子を見るだけで興奮しているのかもしれない。

興奮してるからって逃げた方が良いのは確かだ。
分かっている。分かっているはずなのに何故か動けない…!

自分で自分の体を動かせない事に困惑していると女の子がまた声をかけてきた。




「また…痴漢していたんですか?今度はあのOLの人に…」

「え…?い、いや、してない。本当にしていない」



そういった話題に…なるよな。
この子とは痴漢しか縁がないんだから。

どう対応したら良いか困っていると女の子に左手を捕まれた。
俺や彼女とも比べて小さな手だ。

その気になれば振りほどけたが、俺は抵抗できなかった。


手を捕まれたまま女の子は歩きだし、このまま駅員に突き出されるのを覚悟した。

しかし、連れていかれたのはホームの角。
壁に囲まれ周囲から見渡し辛く、自動販売機と駅員や作業員が使うかもしれない扉がある程度の場所。

人が絶対に来ないとは言わないが、ほとんど誰もこなさそうな辺境のような場所だ。



「…こんな人気のない所に連れ込んでどうするんだい?俺みたいな変態と二人っきりだとまた痴漢されるかもよ?」

「………」



俺を連れ込んだ女の子は何も言わなかった。
既に手を離されたが、自分からホームの角に連れていったので彼女には逃げ場がないような形。

…どうすんだコレ。


こんな所じゃ駅員はほとんど来ないし突き付ける事もできないだろう。


女の子をよく観察してみると緊張しているのか息が荒い。

顔を真っ赤にして冷や汗をかき、「はっ、はっ…」と犬のように息を吐いている。


これ…もしかして緊張じゃなくて興奮している?



「ははっ…。なんだよ?また痴漢されたいのか?」

「ち、違います!私はそんな変態じゃありません!貴方みたいな変態と二人きりになって緊張してるだけです!」

「じゃあ、何でそんな変態をこんな所に連れ込んだんだ?」

「えっと…あ、謝ってください!謝罪を要求します!そのために連れて来たんです!」



女の子はテンパってるようで目が泳いでいる。
顔も真っ赤だし、その挙動一つ一つが可愛らしい。

謝罪を求めて?
こんな場所に痴漢した男を連れ込む?


…彼女も俺と同じく、色々と混乱しているのかもしれない。

例えば…痴漢されて怖くもあったけど興奮したとか。

男に都合の良い解釈かもしれないが少なくともどうしら良いのか分からない、ってのは伝わってくる。


俺はそんなテンパりまくってる女の子を壁に押し付け、いわゆる壁ドンをした。

ビクッ!と反応し縮こまる女の子がひたすら可愛らしい。


痴漢虜遊戯の最初へ 痴漢虜遊戯 1 痴漢虜遊戯 3 痴漢虜遊戯の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前