妙子2-51
「最初はお前を泣かせた俺に対する懲らしめのつもりで襲ったんだろう」
「2回目は?」
「2回目はもう1度お前と同棲を始めた後のことだから、俺に嫉妬したんだ」
「そうか。そう言えば一緒に食事した翌日に店を辞めちゃったんだわ」
「ほう」
「でもそうすると、もう襲ったりはしない?」
「若者だから、そういつまでもお前のことばかり想ってはいないだろうよ。今ごろは他の女を見つけてるんじゃないのか?」
「そうかな」
「妬けるか?」
「馬鹿」
「そいつとやったのか?」
「何を?」
「セックスだよ」
「そんなことする訳ないでしょ」
「どうして?」
「次郎ちゃんが私のこと好きだなんて知らなかったんだよ」
「それじゃ、こんなこともしなかったのか?」
「イヤー。遊園地じゃないんだから、おっぱいなんて掴まないでよ」
「遊園地ならいいのか」
「良くないけどやるじゃない」
「それじゃ又2人で遊園地に行くか」
「うん。行きたい」
「ディズニーランドに行きたいか?」
「行きたい」
「それじゃ今度の休みに連れてってやる」
「本当?」
「ああ」
「絶対よ。約束だからね」
「その代わり又セクシーな服を着てくれ。この前のとは違う奴」
「うん。いくらでもセクシーな服を着る。研の喜びそうな服を探すのも凄く楽しい」
「しかしそうすると又若者に絡まれるかも知らんな」
「そういうことは無いの」
「どうして分かる」
「だって今度は二日酔いで帰って来ても、眠らせて上げたりしない。ずっと離れないんだから」
「なるほど」
「だから前の日はちゃんと早めに帰って来ないと駄目よ」
「と言うことは、やっぱり朝から行くつもりなのか?」
「それはそうよ」
「それは40年ぶりのことだな。早起きして朝から遊園地に行くのなんて」
「40年ぶり? 赤ちゃんの時に行ったの?」
「いや。生まれて初めてだと言ったのさ」
「そしたらそう言えばいいのに。40年ぶりなんて言わないで」
「何十年ぶりというのはお前の口癖だ。それをちょっと真似したんだ」
「私の口癖?」
「ああ」
「何だか今日の研は顔が緩んでる」
「そうか? それじゃ帰ったら又お前のケツの穴でも舐めるか」
「そうすると顔が引き締まるの?」
「そんなことはないな」
「それじゃ何で? 何でそんなことばっかするの?」
「それはいい質問だ。何でそんなことをするのかと言うとだな」
「うん」
「妙子のケツの穴を舐めたいからだ」