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女の扉 上
【同性愛♀ 官能小説】

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若草の丘-2

 私はいったん体を放し、彼女の頭を左腕で抱えながら首筋に唇を這わせた。
 「あなたの髪、とてもいい匂いね。」
 彩乃は脱力しており、返事をする余裕などない。
 右手を下に伸ばし、制服のスカートの裾を掴んだ。
 「捲るわよ。」
 彩乃が少し身を固くした気配が伝わってきた。
 「この前話したこと覚えてる?スカートの中見せてって言ったらこんな所では嫌だって言ったでしょ、あなた。そして、先輩だったらどこならいいんですか、そう訊いたわよね、彩乃。」
 彼女はコクンと頷いた。
 「ここよ。」
 バサッ
 スカートを捲り上げた。
 「あっ。」
 ほとんど飾りのついていないシンプルな淡い水色のパンティが現れた。
 彩乃は目を逸らし、頬を染めた。
 「不思議なものよね。水着で足を晒すのは平気なのに、スカートを捲られて同じところを見られたら恥ずかしい。」
 「そう、ですね。」
 「だったら、水着でも見えない所を触られたら?」
 「え…。」
 私は彩乃の背中側からパンティの中に手を入れた。
 「せ、先輩…。」
 「あなたのお尻、想像通りしっとりすべすべ。しかも。」
 軽く握った。
 「弾力も素晴らしい。」
 「んん…。」
 私はパンティの中の彩乃のお尻を撫でながら下へ下へと手を伸ばし、指先を太腿の裏側に突き出した。そして、その指先をジワジワと内側へ寄せていった。
 「さ、沙楽先輩、そっちへ行ったら私の…」
 指先は再びパンティに潜り込んだ。両足の付け根部分に。
 「あうぅっ!」
 彩乃は激しく反応し、身をのけ反らせた。


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