大切な日-1
ベンチの上に仰向けに寝かされている私の制服は乱れ、ブラは捲り上げられて、パンティは足首でぶら下がっている。
「どう、白状する気になった?」
「尋問、ですか。先輩。」
私は小さな苦笑いを浮かべてささやかな抵抗をした。
「違うわよ、拷問。」
「あうぅっ…。」
二本の指が私の中で暴れまわり、敏感な蕾には親指の爪が突き立てられた。私はベンチから転げ落ちそうなくらいにのけ反り、身をくねらせて必死に耐えた。
「で?」
「はあ…、はあ…」
強すぎる快感に息が乱れ、すぐには返事が出来なかった。
「…計画通りです、はあ…、はあ…。丘の上の柵は越えました。」
彼女は満足そうに眼を細めた。
「いいわね。あなたの時より早いんじゃない?」
「そうですね、5日だけ。」
「あら、日付まで覚えているの?」
「大切な…とてもとても大切な日ですから、どちらも。」
「そう…。そうね。」
志歩先輩の目に一瞬の潤いが流れた。