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少女歪愛記
【複数プレイ 官能小説】

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弟の友達と-1

「うーん…」



私、小川 千恵美は悩んでいた。
教室で悩んでいたら理恵ちゃんに心配されるので学校ではできるだけ表に出さず、自宅の自分の部屋で。

理恵ちゃんと圭介くんのおかげてエッチに関するトラウマは克服できた。
お陰様で雄太くんとの2回目のエッチは問題なく終わらせれた。

…終わらせれた、のだけども。



「…物足りない」



私はよっぽどのスケベらしい。
圭介くんとエッチをした時の方が気持ち良かったし、何度も何度もさせられたのは身体中が凄く痛くなったけども快楽に溺れている感じがとても興奮した。



「あ…ん…」



今日も雄太くんの家でとエッチな事をして、帰りは私の家まで送ってもらったのだけども物足りなさからオナニーを初めてしまう。
もう既にお風呂も入ってパジャマに着替えて後は寝るだけという状況まで持っていったのに。

そんなガッツリとオナニーをするつもりはなかったのでパジャマは着たまま。
着崩して左手は胸を。右手は下腹部を刺激する。



(やば…止まんない…)



雄太くんの事は好きだし、物足りないから嫌いとか極端な考えにまではならないけども。
少し、モヤモヤとした感情は残ってしまう。

いくら圭介くんとのエッチが気持ち良かったからって、何度もやるのは浮気になりそうだし理恵ちゃんにも申し訳ない。
だから悩みを打ち明けたくないし、二人に解決してもらおうとも思わない。



「あー、もー!」



さっきまでオナニーが止まらないとか思っていたけども、今度は自分の情けない感情が勝って打ち止め。
パジャマは着崩したまま大の字で横になる。



「あ。姉ちゃん起きてる?」

「!?」



部屋の閉まった扉…廊下から声をかけられた。
小川 崇。中学3年生の弟だ。

お、オナニーしてたの気付かれてないよね!?



「な、なに!?」

「今週の土曜日、友達が遊びに来るから。
ウチを知ってる連中はそのまま来て勝手に上がってくると思うけど、オレは知らないヤツを迎えに行ってくる。
たがらオレいなくても友達来たら家に上げといて」

「ふーん。何人くらい来るの?」

「5人くらい。オレ含めて6人で遊ぶね。
3人はいつものメンバーで勝手に来るけど他の2人を呼びにいかないといけないの」

「いつもの3人に迎えに行ってもらえば良いのに」

「家が反対方向なんだってさ。ゲーム大会開くから煩いのイヤだったら出掛けた方が良いよ」



了解、と返事すると崇は自分の部屋に戻っていった。
それにしても…ゲーム大会か。

私が色々と悩んでる中でお気楽な事で。
…というか受験の年だぞ弟よ。

まだ一学期も終わってないとはいえ友達揃って余裕な事で。

…けれど。



「崇ー」

「ううぇい!?な、なに!?」

「なに変な声出してるの。私も土曜ヒマだしゲーム大会っての参加して良い?
どうせいつものメンバーとそれプラスならスマブラとかでも遊ぶんでしょ?」

「んー、そうだね。スマブラ以外も遊ぶけど、確かにスマブラも遊ぶ」

「じゃあ私が遊べそうなゲームやる時は呼んで」

「あいあい」



弟の友達はよくウチに集まって遊ぶのでほとんどが知った顔だ。
いつものメンバー…弟を含めた4人で遊ぶ時は自分の部屋じゃ狭いしテレビもないのでリビングを占拠される。

たまには…パーっと遊んで悩みを解消したいのでゲーム大会も楽しそう。
それで何か解決するとも思えないけど理恵ちゃんにも千恵美は心配しすぎとよく言われているし。


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