中学生デート6(淫らな映画鑑賞)-5
「でも、大丈夫よ。その部屋ははスゴク広いの。他の人には干渉されないくらいにね。どうするラブホテルまで我慢できる?」
「できない…でも…」
辛そうな表情を浮かべた真希は、人目を憚らずに股間を押さえた。
「わかった。誰か居るか聞いてあげる」
真奈美はスマートフォンを取り出して、電話をかけた。
「あっ、智子さん。あたしです」
「ん?」
真奈美の電話応対を聞いた真希は、何故か既視感を覚えた。
『どうしたの?』
「今日は誰か来てますか?」
『いいえ、矢野さんも出かけたまんまよ。真奈美さんが来て、あたしの相手をしてよ。朝からオマンコ疼いちゃって』
「うふふ、智子さんだけなんですね。わかりました。直ぐに伺います。じゃあ、あとで。…真希、聞いた通りよ。女性が1人居るだけで、遠慮なくできるわ」
ソワソワしながら電話に聞き耳をたてていた真希は、話の内容に心が弾み、股間が疼かせた。同姓に見られるのならまだ抵抗は少ない。部屋の端を借りて、その女性を潤に近づけなければいいのだ。
「じゃあ、早く行こうよ。我慢できないよう」
既に母親に対して、性的な遠慮がなくなっていた真希は、真奈美の両手を取って急かした。
ショッピングモールから道路を挟んで緑地公園がある。真奈美がカプGetで新しい世界の扉を開けた記念すべき公園だ。ショッピングモールと公園の間の道路を少し進んだ先に、真奈美がほぼ毎日通った建物があった。
母子はノーブラの胸を揺らしながら、潤はテントの位置を気にしながら歩いた。残暑の日射しが、薄いトップスを透けさせ、上気した母子の乳首を、はっきりと映させていた。
「その先に1階が喫茶店の建物があるでしょ。そこがそうよ」
真奈美が目的の場所を示すと、気が急いた真希の歩みが速くなった。それも真奈美の計算だった。先行し始めた真希が建物に気を取られているうちに、真奈美は素早く電話をかけた。
「付いてきてる?…そう、よかった。喫茶店のある建物見える?…そう、その最上階に行くから…大丈夫、最上階の部屋は1つだから…あたし達が入って5分後に来て…あっ、オートロックは1919…うふふ、そうよ、イクイクなの…やあん、エッチ。玄関の鍵は開けとくから勝手に入ってきて」
ちなみにこのオートロックの番号は、真奈美が矢野に頼んで変えて貰った番号だ。
『だってそれを押すだけで、なにしにきたか実感するんだもの』
矢野は笑いながら設定を変えてくれた。とにかく最近の矢野は女達に優しかった。
さらに真奈美はもう一本電話をかけた。
「智子さん、今下に居るけど、潤くんも一緒なの。訳ありで潤くんのことは知らないことにして。それにあとから2人来るから、矢野さんに部屋を借りるって連絡しといて、お願い」
『わお!楽しくなりそうね』
建物に到着した真希が振り返る直前に、電話を終えた真奈美は小走りに駈けていった。