中学生デート5(母子乱入)-4
「ヒィーッ」
驚いた真希は、さらに次の車両へと逃げ込んだ。しかし、幸か不幸かその車両は先頭車両だった。さらに都合がいいのか悪いのか、その車両はがらがらだった。
車両の一番先頭、運転席の後ろでスカートを押さえて震える真希と、真希の様子を訝しむ潤のところへ、恐怖の母子は追い付いた。
「どうして付いてくるんですか?」
真希の様子で、ようやく母子に気づいた潤が咎めるように聞いた。しかし、潤のその表情は、この状況を楽しんでいた。
「しっ!なにもしないから横に居させて。でないと、さっきみたいに、子供にノーパンをばらさすからね」
血走った弥生の目を見て、潤は女の異常行動が腑に落ちた。その目は、乱交のときに【セックス禁止・オナニー禁止】のお預けを食らった女がよくする目だった。
(この人、相当な欲求不満だな)
潤は試しにポケットの中で握る肉棒を、弥生に向けて左右にクイッと振ってみた。
案の定、弥生の瞳はその動きに連動し、キョロキョロと動いた。
(あらら、結構溜まってるな。矢野さんを紹介してあげようかな。でも今はそれは置いといて…)
潤は真希にこの場を任せることにして「どうする?」と聞いた。
どうするもこうするもなかった。少ないとはいえ、数人の乗客が居る車内でノーパンをばらされてもいい14歳は居ない。
真希はただ首を振るしかなかった。
それが【居てもいい】なのか【ばらさないで】なのかはわからないが、弥生は都合よく【居てもいい】と解釈した。
「ありがとうね」
礼を言った弥生は潤の横へ、翔は真希のスカートの前へと、母子はそれぞれが目的の場所に立った。
「やだ…」
小さいとはいえ、翔は既に男の目線で真希の股間を見ていた。その翔の視線を遮るため、真希は慌ててスカートを押さえた。
「ママー、見えないよー」
ムッとした翔は、潤の勃起具合を覗き込んでいた弥生に訴えた。
「ちっ!なに隠してるのよ!翔がそっちに集中するようにしないと、ばらすからね」
舌打ちする弥生の迫力に押され、真希は慌ててスカートを押さえる手を外した。
こうして弱味につけ込まれて言いなりになるところは、母親の真奈美とよく似ていた。潤はそれを思って苦笑いを浮かべた。
「そうそう、それでいいわ。翔、ママの方は見ないで、おねえさんのオマンコに集中してるのよ!」
「はーい」
翔に注意を与えた弥生は、一転して表情を和らげると、潤の耳許で囁いた。
「お願い。握ってるモノを離して、ポケットから手を出してくれない」
それくらいなら。
潤は他の乗客の視線から外れるように体の向きを変えて、ポケットから手を出した。途端にゆったり気味のジーンズにテントが作られた。
「あぁぁ…大きい…」
うっとりした弥生は、手にしたバッグで股間の前を隠すと、スカートの裾から手を入れた。そのまま下着のウエストから滑り込ませた指を、卑猥に割れた溝の中に食い込ませた。
「はあ、はあ、はあ」
真奈美の野外オナニーで免疫がある潤でさえも、突然、目の前でオナニーを始めた女を前に、目をぱちくりさせていた。
「これするの大好きなの…はあ、はあ、あたしの指…オマンコ弄ってるの…はあん」
妖しい笑みを浮かべた弥生は、自分の淫らな状況を知って貰いたくて、卑猥な言葉を口にしながら甘い吐息を洩らした。
(エロい!)
子供が卑猥な単語を口にするのは、絶対に母親の影響を受けている。潤はそれを確信した。