中学生デート4(車両デート)-1
オマケ【中学生デート4(車両デート)】
次の電車の到着まであと少し。ホームに並ぶ特殊な状況のカップルは、ソワソワしながらその電車を待っていた。
『ノーパンデートを楽しんでね』
真奈美のこの言葉が無ければ、女の強さを身につけた真希に遠慮していたかもしれない。しかし、この言葉に影響を受けた潤は勇気を振り絞ることにした。
と言うよりも、せっかくのチャンスを楽しもうと思ったのだ。潤は真希の短いスカートから視線を外すと、半歩後ろに下がった。
潤が僅かに下がったことで、気になる下半身への視線が無くなり、真希はほっと安堵した。
しかし、真希は知らなかった。半歩下がった潤が、後ろ手に持ったスマートフォンで、真希のスカートの中を盗撮していたことを。
(このままじゃ、股の奥までは写らないかな)
そう残念がる潤に奇蹟が起こった。
潤がスマートフォンを操作するため、ずっとポケットに容れていた手を出した。そのため潤のソコはテント状態になっていた。
(やだぁ…)
安堵した真希がそれを見た瞬間、緊張の途切れを突いてお馴染みのイケナイ妄想を呼び起こしてしまったのだ。
(み、見せ合いっこするの、そんな恥ずかしい…。こ、これでいい?)
妄想の中の真希は、またもや潤の前で足を開いていた。その妄想に実体の女体が連動した結果、ギュッと閉じていた真希の足が開かれた。乳首披露に続く真希のファインプレーだった。
愛液の効果で、肉襞にベッタリと貼り付いたポケットティッシュ。それが愛液を吸った重みでずれ落ちる寸前、その感覚で真希ははっとなった。
(ヤバッ!)
正気に戻った真希は慌てて足を閉じたが、開かれた淫らな中身はしっかりと盗撮されていた。
(変に思われなかったかな?)
今の妄想を気にした真希は、隣に立つ潤の様子をチラリと窺った。
(えっ?)
気の逸った潤は、盗撮の撮れ高を確認している最中で、だらしなく相好を崩していた。その表情から、卑猥なことが関係していると女の勘が働いた。
「なに見てるのっ!」
「えっ?えーと、あっ、そうそう、スマホで映画の時間を確認してたんだよ…」
咄嗟にそう答えた。真希の尻と、割れ目に挟まれたティッシュを見ていたとは言えるわけがない。
「で、何時だったの?」
「えっと、何時だっけ?」
咄嗟の嘘は得てしてばれるものだ。
「なに言ってるのよ!ちょっと貸して!」
その卑猥なことが、自分が絡むことだと股間の疼きが訴えていた。真希は猜疑心の目を向けて、潤のスマートフォンに手を伸ばした。
「わっ!ダメダメ!」
慌てて避けようとしたが遅かった。手を捕まれた瞬間、画面をオフにしたが、真希の尻が映った画像はしっかりと見られてしまった。
(ヤバイ!)
潤は焦ったが、真希はやはり単純だった。
「もうやだあ!こんなとこで見ないでよ!」
真希はその画像が昨日撮られたものと勘違いしたのだ。
朝な夕なに自分の恥ずかしい部分が見られてる。真希は改めてそのことに気がついた。
(いつでもどこでも、見ることができるなんて…)
清い交際のデート中でも、自分の淫部が見られていた事実に真希は驚愕した。
(どこでもマンコ…)
想像豊かな真希の頭にそのフレーズが響いた。そのフレーズから男の求めに応じて、いつでも下半身をさらけ出す淫らな自分の姿を思い浮かべた。