中学生デート4(車両デート)-3
ビクリと震えた男は、サッとスマートフォンを後ろ手に隠した。ムッとした真奈美は男の耳許に続けた。
「どうして止めるのよ」
せっかく受けた辱しめという悦びを中途半端にされたら堪らない。
予想外の言葉に、男は目をパチクリさせた。
「撮ってもいいけど顔出しはNGよ。待ってて」
真奈美は、『ちょっと』のあとの言葉を続けた。
普段ならさすがにそこまではしなかったはずだが、今日の真奈美はテンションが高かった。
真奈美は驚く男に微笑みかけると、バッグから出したサングラスとマスクで顔を隠した。それは以前、矢野の命令で、下半身裸のまま街を歩かされたときに用意したものだった。
「はい、いいよ」
準備の整った真奈美が促したが、躊躇した男は動けなかった。
「どうしたの?撮らないと損よ。ほら見て、オマンコもろ出しよ」
真奈美はスカートをチラリと捲り、男に自身の股間の状態を晒して見せた。
すると、躊躇していた男とは別の方から、スマートフォンが差し出された。真奈美がその主の男に視線を向けると、男はニヤニヤと意味深な笑みを浮かべていた。
「あら?あなたも撮りたいのね。いいわよ」
真奈美は足を開くと、その男の手を取り、股間の下にスマートフォンを導いた。
初めの男が、焦ってスマートフォンを差し出したのは言うまでもなかった。
「うふふ、素直でいいわ。一杯撮ってね」
それを皮切りに、周囲から3台のスマートフォンが差し出された。
「みんなエッチね。あらあら、エッチなスマホで大渋滞じゃない。いいわ、人壁で隠してくれたら、たっぷり撮らしてあげる」
真奈美は、自分の割れ目を求めてスマートフォンを押し合い場所取りをする男達に、なんとかしてあげたくなった。というより、求められるまま卑猥な自分を見て貰いたかった。
そのときの真奈美の位置は、車両後部の扉の近くだった。周囲を見ると、一番後部の3人掛けのベンチシートが空いていた。真奈美はサングラス越しに男達に目配せすると、そこに移動して腰を下ろした。
真奈美に続いた男達は、真奈美を囲うように人壁を作った。周囲からの視線は遮られたが、反対に真奈美の視界から真希の姿が隠れてしまった。
「ごめんなさい。そこだけ少し隙間を開けてくれない。車内の様子が見たいから。そう、それでいいわ」
身体を寄せた男は首を捻った。
「うふふ、あたしが車内の様子を見てないと、あなた達はこれに夢中で通報されても気づかないでしょ」
真奈美はそう言いながら、座面に踵を乗せて足を開いた。
「ほら、あなた達の大好きなオマンコよ」
「おおっ!」
その瞬間、男達のスマートフォンのレンズは、真奈美の卑猥な部分に一斉に向けられた。
1人の男が、真奈美の胸に手を伸ばしてノーブラの胸を触って揉んだ。
「やあん!お触りはダメよ。今度触ったら大声出すからね」
真奈美は男達を牽制した。
(本当はもっと触って欲しいのよ。でも…)
今の興奮状態で触られると、歯止めが効かなり、真希の様子を見る余裕がなくなるはずだ。真奈美はそれを自覚していた。
「その代わり、オナニーしてるところを見せてあげる」
真奈美は一旦立ち上がり、スカートを捲り上げると、シートの上にハンカチを敷いて座り直した。
(うふふ、さっき軽くイッといてよかった。まだ冷静だわ)
その絶頂を味わってなければ、自ら男達に女体を触らせていたはずだし、こうして準備のないままオナニーを始めてスカートを汚していたはずだ。
改めて座面に踵を乗せた真奈美はM字に足を開き、トップスを捲り上げて胸を晒した。
「ああん、みんなエッチな目ね。ゾクゾクしちゃうわ」
真奈美の左右の手が、それぞれ硬くなった乳首を捻り、愛液まみれのクリトリスを擦った。
「あっ…」
くぐもった甘い吐息が、口許を隠したマスクの中から洩れ聞こえた。