中学生デート4(車両デート)-2
その瞬間、真希の女の部分がゾクゾクし、妄想馴れした真希の思考は、再びイケナイ方向へと飛んでしまったのだ。
(潤くん、ほら、どこでもマンコよ…)
「真希ちゃん…」
驚く潤の目の前で、目を閉じた真希の手が短いスカート中に滑り込もうとしていた。
潤は目を見開きつつも、咄嗟にスマートフォンの録画モードを起動した。
スカートの中に入った真希の指が、重ねたティッシュ越しにクリトリスを擦った。
「あうぅ…」
真希は眉間に歓喜の皺を寄せて甘い吐息を漏らした。しかし、逆にその強い快感が真希を正気に戻させた。
(や、やだ、あたしったら…、な、なによ?【どこでもマンコ】って…)
真希の14歳の部分が驚愕した。
「け、消すから貸して!」
潤が後ろ手に隠したスマートフォンに、真希は手を伸ばした。
「ダメだって。ほら、みんな見てるよ」
「えっ?やだ…」
真希が慌ててスカートの裾を押さえた。そのタイミングで次の電車が到着したため、潤はほっと安堵した。
「乗るよ」
潤は改めてポケットに片手を容れて、勃起した肉棒を押さえ込むと、さっさと電車に乗り込んだ。
「あっ、待って」
うやむやのうちに潤に促された真希は、スカートの裾を押さえながらチョコチョコと続いた。
車両に乗った潤が、チラリと周囲を窺うと、視線の端にオナニー後ですっきり顔の真奈美の姿を捉えた。潤は真希に気づかれないように、真奈美に微笑みながら目配せをした。
その目配せに、真奈美はトップスの裾を下に引っ張ることで応えた。
(うふふ、ブラも外しちゃったの)
車内で乳首のぽっちりを浮き出させた真奈美の弾け具合に、潤の顔が綻んだ。
「座る?」
潤は、周囲を窺う真希の反応を楽しむために勧めてみた。
「い、いい。立ったままがいいの」
今回は前後の席に乗客が居なかったこともあって、返された言葉は前回よりも優しかった。
「それよりも、昨日の画像、やっぱり消してよ」
股間に挟んだポケットティッシュのずれ具合を気にしながら、真希は頼んだ。
「今は片手が塞がってるから無理だよ。ほらこんな状態だから」
声を潜めて頼んだ真希の言葉を拒否して、潤は視線を自身の股間に目配せをした。それと同時に握った肉棒の向きを変えて、ジーンズにテントを作った。
前の座席に人が居ないことをいいことに、せっかくなので、潤も自分から仕掛けることにした。
「なに訳のわからないこと言っ…」
真希の言葉は、潤に釣られて視線を移したところで途切れた。
(まだ起ってるの!いつまでも起たせてるつもりなのよ!)
自分の濡れ具合を棚に上げて、真希は信じられない気持ちで潤を見た。
「真希ちゃんが代わりに握っててくれたら消せるけど」
ポケットの中で握る肉棒の先端を、心持ち真希の方へ向けて言った。
「バ、バカじゃないの。こんなとこで変な画像見るからでしょ」
真希の声が大きくなった。
「しっ!みんな見てるよ」
「やん!」
真希は股間を押さえた。
一方、少し離れた場所で、その様子を楽しんでいた真奈美だったが、ふとなにかの気配を感じて視線を下げた。
すると、自分の短いスカートの下からスマートフォンのレンズが向けられていることに気がついた。
(やだ。あたし、撮られてるの?)
見知らぬ男の行為に、真奈美は恥ずかしさで全身が熱くなった。
そのスマートフォンの持ち主の男は、横を向いて素知らぬ風を装っていた。
「ちょっと」
真奈美はその男の耳許に小さく呼びかけた。