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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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男子会-6

「へぇー先輩今度小鳥遊さんと美術展に行くんですか」
「うん、今から楽しみ♪」

下校道、あれから私と先輩は仲直りをし、いつもの関係に戻った。

「じゃ私はこれでっ!」

1分1秒でも彼とのデートを楽しみたい彼女は早々に彼の元へと向かう為スキップしながら私の元を離れ、笑顔で挨拶する。

「あのっ!」
「?」
「た、楽しんでいって下さい!」
「!……。」

それは自分自身に言い聞かせるように。

「うん!ありがとう!」

これでいいんだこれで。

後は自分自身との戦いだ。

次回、74話に続く。


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