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縺れ合った赤い糸
【幼馴染 官能小説】

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美穂の温もり-1


それから一週間くらい経ったある日、晩御飯を済ませ、いつもの様に風呂に入ると脱衣所のドアが開く音が聞こえた。

「健二!背中洗ってあげようか?」

「えっ…。おう!頼むわ!」

美穂の行動に驚きながらも、俺は快く返事を返した。

湯舟から上がり入り口に背を向け、椅子に座ると、美穂はドア開け風呂場に入ってきた。

「健二の背中…。大きいね…。」

「当たり前やろ!鍛えとんねん!」

そんな会話をしながら美穂は背中を丁寧に洗ってくれた。

それから毎日、背中を洗うのが日課になったある日、美穂は手を滑らしシャワーのお湯で服が水浸しになった。

「健二、ごめんね。服着替えて来るから自分で流して。」

「着替えんでもええやん。服脱いだらそのまま風呂入れよ。」

脱衣所に行こうとした美穂は、俺の言葉に振り向いた。

風呂場のドアは一旦閉まり、ガサガサと服を脱ぐ音がした後、再びドアが開いた。

「嫌やないん…。」

「何でや!一緒に風呂入って何が悪いんや!早う来いよ。」

美穂はドアを閉め、シャワーを持ち背中を洗い流した。

俺が湯舟に浸かると美穂は恥ずかしそうに椅子に座り、身体にシャワーを浴びた。

美穂の身体は最初に見た時に比べ肉付きが良くなり、女性らしく丸みをおびていた。

「け…健二…。そんなに見ないでよ…。恥ずかしい…。」

「ええやん!美穂の綺麗な身体俺のものやろ!ほら、背中むけろ!」

「う…うん。き…綺麗って…。」

スポンジにボディーソープを付け美穂の身体に触れると、美穂は一瞬身体を硬直させたがすぐに力が抜け、俺は背中を洗い続けた。

「気持ちいい…。健二…有難う。」

美穂は言葉を詰まらせ俺の方に身体を向けた。

「け…健二…。前は…自分で…。」

「せっかくやからええやん!ほら顎上げて!」

ちょっと強引だったがそのまま身体の前も洗い続けた。

乳房、お腹、腰とスポンジを這わせ、陰部は手でソープ泡立て、優しく洗った。

「健二…!有難う…有難う…有難う…!」

美穂は泣きながら俺に抱き着き、お互いに泡まみれで初めて肌の温もりを感じ合った。

その夜はなかなか寝付けず、何度も寝返りをうっていると美穂がベッドから降りる音が聞こえた。

「健二…。寝付けんの?私も…。」

背中の布団がはがれ、美穂の温もりが背中に拡がった。

「美穂…。温かいな…。」

俺はそう言い寝返りをうち、美穂の頭を動かし腕枕をして美穂を抱き寄せた。

「ウッ…。み…美穂…。」
「ウッ…ウッ…。け…健二…。」

俺も美穂も、なぜか涙が溢れたが、何かから解き放たれた安心感に包まれた。


休日にダブルベッドと布団を買いに行き、その日からお互いの愛と温もりを感じ合ながらの幸せな日々を送った。

「健二、こっち向いてよ。腕枕がないと寂しいよ。」

「ちょっと待ってや。もう少し…。」

「健二どうしたん。隠し事なしよ!」

美穂は俺の態度に不信感を持ち、布団をはぐり俺が向く方に移動してきた。

「やばいって!今はやばいって!」

「えっ…!け…健二…!こ…これって!」

美穂が身体を寄せた時、俺の勃起した物が美穂のお腹を突いた。

「い…嫌ー!嫌やー!」

美穂は俺を力いっぱい両手で突き、起き上がった。

「ハアッ…ハアッ…!け…健二、ご…ごめんね!」

美穂は少し過呼吸を起こしたがすぐに落ち着きを取り戻した。

「ええねん!俺こそ…ごめんな…。」

美穂は身体を移動させ俺の背中にしがみついた。

そんな日は繰り返され、同じ様に寝返りをうとうとした時、美穂の手がそれを止めた。

「け…健二…。じっとしてて…。」

美穂はそう言いながら俺の股間に震える手を宛がった。その瞬間、俺の物はビクッと跳ね上がり亀頭が膨らんだ。

「無理せんでええから…。」

「ええの…。私の好きにさせて…。」

美穂の手は震えながらパジャマの中に入り、 ボクサーパンツをずらして熱くいきり立つ物に触れた。

「健二…。すごく熱いよ…。」

美穂はそう言い俺の物を握りしめた。


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