クリスマス・イブ-3
3.
左手に敦夫の写真を抱え、右指で股間を探る。
恥毛を掻き分けて、クリトリスの背を撫でる。
うっ
疼きがクリトリスの尾根を震わせる。
クリトリスの下から、じゅわ〜〜とお汁が湧き出る。
お汁の濡れた中指が、割れ目を滑る。穴に達した指先が、穴の周りをヌルリと一撫でする。
ううっ
疼きは、恥骨を震わせ、肛門と臍に分かれて広がっていく。
(姉さん、とても幸せそうだった。肌もつやつやしと張りがあって、生き生きとしていた。きっと、敦夫さん、床上手なのね、姉さん、すっかり満足してたのよ)
(敦夫さんが何時までも姉さんを忘れられないのは、きっとセックスが良かったんだわ)
仲の良い夫婦は見せ掛けだけではなく、夜毎の夫婦の交わりも余程良かったに違いない。
それを思うと、姉が妬けてくる。済ました顔をして、好い思いをしていたんだ。
(敦夫さん、もう姉さんは居ないのよ、貴男がどれほど想っても、どうにもならないのよ)
手の届くところに私というものが居ながら、何してんのよ。
姉妹だから、私もきっと姉さんに負けないくらい、貴男を満足させられるわよ。
指にまとわるお汁が、シーツに滴る。
「義兄さん、入れてぇっ」
中指の第一関節まで、膣口にもぐった。
膣口が、指先を締め付ける。
「あああっっ〜義兄さん、貴男のおチンチンを締め付けたい」
敦夫の写真に頬を寄せる。唇に唇を合わせる。
「義兄さん、好きっ〜好きっ〜〜大好きなの」