中学生デート3(ノーパンデート)-4
電車を飛び出した真希は、後ろも見ずにホームを駆け出した。
(いやっ!いやっ!いやーっ!)
とにかく、今の状態を見られたくない真希は、心の中で叫びながら人目を避ける場所へと急いでいた。
トイレの表示が見えた。真希はそこに飛び込み、人目を避ける意識からか、一番奥の個室に入ると、スカートを捲り上げて尻を出し、性急に便座に腰を下ろした。
カラカラカラッ
トイレットペーパーを手早く巻き取った真希は、内ももを濡らす興奮の印を拭きながら、緊張から解放される悦びを味わっていた。
「ふうっ…」
真希が安堵の息を吐いたが、まだ肝心な女の部分を拭いていない。そこを拭く前に、ある強烈な衝動に駈られたのだ。その衝動に操られた真希は、指先に挟むトイレットペーパーを便器の中に落とした。
そう誰も居ない空間で、興奮した女体が求めることは一つだった。真希は、敢えて拭き洩らした肉溝に中指を食い込ませた。
ヌチュ…
初々しいピンク色の肉襞は元より、クリトリスや肛門に至るまで、割れ目周辺は淫らなヌメリで満たされていた。
ヌメリの根元たる肉穴に滑り込んだ中指は、女体の導くまま膣内の肉壁をクチュクチュと掻き回した。
「くっううぅ…」
しかし、1つの刺激だけでは女体は満足しなかった。淫口の中を軽く犯した中指は引き抜かれ、さらなる快感を求めて、敏感な秘豆に到達した。
「あっ…」
愛液のたっぷり絡んだ中指は、女体の命ずるままに円を描くように敏感な秘豆に撫で回した。
「はぁあん…」
ようやく触れることが叶った真希の表情に恍惚の色が浮かび、その気持ちよさに甘い吐息が洩れた。
しかし、悦びを覚えた女体は
、それぐらいの快感では満足には程遠かった。
(イキたい…)
朝からのお預け状態を解消し、一刻も早く絶頂を迎えたい。真希はもう止まらなかった。そこが駅の公衆トイレであるにも拘わらず、より多くの快感を求めて、敏感な部分を激しく擦り始めた。
「くっううっ、ううっ、ううっ」
個室の中で響く圧し殺した呻き声が、徐々に大きくなってきた。空いてある手が、ブラウスの下から滑り込み、ブラジャーを押し上げて乳首を顕にした。
「あんっ!」
指先が乳首に触れて、女体がピクリと反応した。
昨日からの真希にとって、【乳首】と言えば真奈美だった。その連想で、真奈美の淫らな姿が脳裏を過った。
乳首への責めに対して、身を捩って悦びを示した真奈美に倣い、真希の乳首を摘まむ指先に力が入った。
「くうううっ…」
その強い刺激で真希の眉間に皺がよったが、それは苦痛によるものではなかった。
痛みがもたらす快感で女体が痺れてる間も、股間を弄る指の動きは、悦びの快感を与え続けていた。
「あううっ…ううぅ…ううぅ…」
個室から漏れ聞こえる呻き声に、真奈美の表情は綻んだ。しかし、このままイかしてしまったら、その後の行動に面白さが半減するのは必至。
真奈美はバッグからスマートフォンを取り出した。
(こうして耳に当てないと、しっくりと喋れないのよね)
実際に通話はしないが、臨場感を出すために、真奈美はスマートフォンを耳に当てた。
(どうするんだろ?)
心配そうに視線を送っていた潤だったが、繋がっていないスマートフォンに喋り始めた真奈美の声を聞いて唖然とした。
「あっ、智子?あたしあたし。なあ聞いてや、こないだメッチャおもろいことあってんで♪」
若さを出すためか、少し高めに捲し立てるように話す口調は、普段のおっとりとした雰囲気で話す真奈美とは別人だった。
驚く潤に、真奈美は悪戯っぽくウィンクを送った。