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美姉妹 凌辱
【SM 官能小説】

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美姉妹 凌辱 4-2

 穂花は耐え難い母親への恐怖に震えあがる。





     *







 薄っすらと目を開けた和奏は不自由な状態で辺りを窺った。

「どういうこと…………」

 薄暗い格子に囲まれた空間に和奏は思わず息を飲んだ。

 目を覚ました和奏をじっくりと見遣る芹澤がいる。

「嫌はないんだよ」

 男盛りの一見、紳士にみえる芹澤が和奏の首を締めあげた。

 平手で芹澤は首を締めあげていた手を離すと和奏の頬を数回打った。

 いやらしい手つきで和奏の首筋をなぞると引き裂かれたチュニックをさらに引き裂き引きちぎった。

「これから、躾けてやるよ」

 和奏の素肌を隠しているだけに過ぎない着衣を芹澤は手にしたナイフで切り刻み、和奏を全裸にしていく。

 その光景を黙って松本らが眺めている。和奏は着衣を切り刻まれる恐怖に慄きながら、なすすべもなく格子に繋がれているしかない。

 全裸にされたところで芹澤はあらためて和奏を眺めた。

「いいだろう」

 その声に芹澤の部下が松本に大金を手渡した。

 大金を前にした松本は卑猥なまでの笑みを浮かべ、この続きを愉しみにしていることを伝えた。

「好きにしろ」

 芹澤は欲情しきった眼差しで和奏の頬をなぞる。

「もう、わかっているだろう?」

 和奏の身体が緊張とこれからの恐怖に跳ねた。

 芹澤の手が和奏の陰核に触れると指先を動かす。和奏の髪を芹澤は掴むと和奏の顔をしっかりと覗き込んだ。

 直視するのが恐ろしいまでに芹澤の眼光の鋭さがこれからに滾っていた。

「どうした」

 和奏の肉体が嫌でも跳ねる。気を発してしまった和奏を嘲笑うように芹澤がニヒルに笑う。

「奴隷らしくされたいだろう」

 黒い茂みを芹澤は撫で上げる。芹澤が和奏から離れると芹澤を取り巻いていた一人が動いた。黒い茂みが剃り落される。

「嫌はないんだよ」

 顔を背けすすり泣く和奏はしっかりと縛り上げられた今から身体を動かそうとしたが自由に動くのは首だけだ。

 剃り上げられていく茂み。和奏はこれ以上ない羞恥心を駆り立てられる。

 和奏は後ろで待機していた男が手にしている器具に危機を募らせる。

「やめて、怖い」


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