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Getされた女のその娘
【ラブコメ 官能小説】

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中学生デート2(初デート開始)-2

その迷路の中で、真希はふとそれを思い出した。オナニーを我慢すればするほど、欲望の妄想が際限なく広がっていくことを。プラトニックな初デートでそんなことになったら最悪だ。

そうなれば、真希のすることは1つしかなかった。真希は一旦閉じていた足を、おずおずと開いた。

「こ、これは、し、仕方がないことなのよ…」

純愛を守るために、自身に言い訳をした真希は、開かれた剥き出しの割れ目に指を這わせた。

「ああ…」

割れ目に貯えられていた愛液が、真希の指をヌプリと包んだ。淫口でさらに馴染ませた指を、クリトリスの位置に引き上げた真希の表情は、瞬時に恍惚の色に染まった。

「はあん、はあん」

これまでは、矢野に強制されてオナニーをする真奈美の喘ぎ声しかしなかった居間に、新しく真希の喘ぎ声が加わった。

真希の脳裏に昨日の潤との淫らな行為が甦った。

「ああん、潤くうん、ああぁ」

もう我慢する必要はなかった。1人で居るときには、淫らになることを許した真希は、割れ目を擦る指とは別の手で、上着ごとブラジャーをたくし上げると、硬くなった乳首を摘まんだ。真奈美の乳首のことが頭にあった影響か、乳首を捏ねる力は自身が思ったよりも強くなっていた。

「はううっ」

真奈美が味わったのと同じ強い刺激に、真希の女体はゾワゾワし、子宮がきゅんと疼いて愛液を増産した。

しかし、その苦痛を伴う快感をじっくりと味わう時間はない。

痛む乳首を指の腹で転がせながら、真希は絶頂に向かって、一気に指の動きを早めていった。

「あんっ、あんっ、オマンコ、気持ちいい、あんっ、あんっ」

興奮を高めるために、禁じていた卑猥な言葉も口にした。

尻に敷いたバスタオルを通して、淫らな染みをソファーに描いた。

「あっ、あっ、イッチャウ、イッチャウ、ああっ、あんっ」

快感で身を捩る真希が、もう直ぐに達しようとしたときだった。無情にも玄関にその音が響いた。

チリンチリン♪

「うっ!」

ビクッと女体を震わせた真希の指の動きが止まり、全身に駆け巡った興奮の血流が一気に冷める感覚を味わった。真希は絶頂の好機を逃してしまった。

(ヤバイ!)

予想よりもかなり早いが、真奈美が帰ってきたのだ。イッチャウ場合ではなかった。

オナニーしていたことがばれたら、どんな事態に発展するかわからない。

慌てた真希は、愛液が付いた指と股間をバスタオルで拭うと、はだけた胸を整えた。

(誤魔化さないと!)

淫猥な空気が漂う場所に居れば、そっち方面に勘の鋭い真奈美が気づいてしまう。そう思った真希は、直前の行為を誤魔化すために、居間から真奈美が居るはずの玄関に飛び出した。

「早かっ…」

玄関で靴を脱ごうとしている人物を見た真希は、最後まで言えずに固まった。

「ま、真希ちゃん、その格好…」

真希の言葉を引き継ぐように声を発したのは、もちろん潤だった。

【潤くんにもサプライズを!】

悪戯心の湧いた真奈美は、真希のノーパンまでは伝えていなかったのだ。

『鍵は開いてるから勝手に入っていいのよ。それと、今日の真希はミニスカートなの。家に着いたら、隙を見つけて捲っちゃいなさい』

『怒るでしょ』

『中学生らしくていいじゃない。怒るでしょうけど、そのくらいのスキンシップは、直ぐに赦してくれるはずよ。それにそれくらいはしないと、エッチな雰囲気にならないわよ』

玄関窓の死角から、中の様子を伺っていた真奈美は、さっきの電話で潤と交わした会話以上の結果に驚いていた。

玄関扉のベルが鳴れば、真奈美が帰ってきたと勘違いした真希が、無防備な状態で出てくることは想定していた。

しかし、その真希が下半身剥き出しの状態とまでは、真奈美にも予想外だった。


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