地下聖堂のシスター 〜祈り〜-1
「ああ〜・・・・とうとう、犯ってしまった・・・・」
獣欲を存分に解き放った満足感、恍惚感はとうに消え失せていた。
脱力感、無力感に包まれ、その場にへたり込んだ僕は、強い罪悪感、罪の意識に苛まれていた。
畳10畳ほどの狭い地下聖堂。
目の前にいるのは○○会の修道女マリア・テレサ・野宮。
床に両膝をつき、木製の祈祷台の椅子に突っ伏すようにして両手で顔を覆い、肩を震わせている。
足下まであるはずの修道服は大きくめくり上げられ、下半身を晒したままだ。
片方の足を抜き取られた下着が、もう一方の足首に絡みついている。
あまりにショックが大きかったのだろう、シスター野宮は、僕の方にむき出しの臀部を突き出していることすら気付いていない。
その真っ白いお尻の中心部の割れ目が、先ほどまでの激しい行為を物語るかのように、妖しく濡れて光っている。
大○唇は裏返るほどにめくれ、蹂躙の跡を示す閉じ切っていない膣口から、赤い鮮血が1本の筋となって腿を伝っている。
「シスター野宮は処女だったんだ・・・シスターは幾つなんだろう!?。確か『5、6年前は私も高校生だった』と言っていたから……」
脱力感の中で、考えるともなく考える。
声を偲ばせて泣いていたシスターが、そのままの姿勢で祈りを始めた。
「めでたし、聖寵、満ち満てるマリア、主、御身とともに、まします・・・・」
洟混じり、とぎれとぎれに、小さくつぶやくような祈りの声。
と・・・・・・・
膣口から、赤い血の筋をなぞるように、トロリとした白濁の液がこぼれかけた。
僕がシスターの膣内に解き放った、大量の精液の一部だ。
その部分の感覚を失っているのか、シスター野宮は、ロザリオの珠を繰りながら祈りを続けている。
我に返った僕は、制服のズボンのポケットから携帯用のティッシュを取り出した。
まず、自身のペ○スにグルグルッと巻き付けてパンツに収め、ズボンをはいた。
ティッシュを使い果たした僕は、シスターの後ろにしゃがみ、足首に巻き付いていたシスターのパンティを抜き取った。
恐怖が甦ったのか、再び全身を強ばらせるシスター野宮。
僕は、抜き取ったパンティで、シスターの内太腿を、下から上へと優しくそっとぬぐった。
2回、3回、4回・・・・・
自分が今どんな格好で、何をされているのかということに気がついたのだろう。
シスター野宮が、「ヒイッ」と小さく声を上げた。
椅子に突っ伏していた上半身を起こし、体をねじ曲げるようにして振り向いた。
しゃがんでいた僕と視線が合った。
無言のまま、僕はシスターの目の奥に隠された感情を、必死で読み取ろうとした。
・・・・・・怒り?・・・恨み?・・・恐怖?・・・・違う。
・・・・・・絶望?・・・でも、ない。
・・・・・・蔑み?・・・とも、異なる。
・・・・・・そうなのか・・・悲しみ、それも深〜い悲しみ・・・なんだ。
そう気付いた途端に、僕は改めて胸を引きちぎられるような悔悟の念に襲われた。
陵辱の跡を拭き取ったパンティを、脇に転がっていた学校のかばんに突っ込み、シスターを抱えるようにして椅子に座らせた。
僕はその前に跪き、両手を床について、頭を下げた。