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真っ赤なリース
【スポーツ 官能小説】

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第6章 不倫の入り口はクリスマス・イヴ-5

「立花…お前を守れるのは俺だけだ…。お前を立派な刑事にさせてやるからな…」
「はい…」
田澤は誰も守ろうとしてくれなかった中で唯一自分を守ってくれた男だ。田澤には感謝の気持ちしかない。しかも刑事として地に落ちてしまった自分の面倒を見てくれるとまで言ってくれたのだ。朱音にとって田澤に体を預ける事は当然の勉強代だと思った。自分の体なんかで厄介者の自分を育てて貰えるのは有難い事だ、ますます感謝の気持ちを抱いたのであった。

「ハァハァ…どうしようもない私を…叩き直して下さい…。」
田澤はニコッと笑う。
「刑事としても、女としても、しっかり教育してやるよ、立花…」
「課長…」
嬉しい言葉に涙を滲ませる朱音。
「お前をもっと知りたいんだ…」
田澤の右手が下半身に下る。そして薄い陰毛をかき分けるように進む指先はとうとう朱音の潤沢に湿った性器に触れた。巧みな指先が朱音の割れ目をなぞる。
「ああん…!ハァハァ…んんっ…!んっ…!」
その指使いに経験の豊富さを感じた。経験豊富な田澤が今からどれだけ自分を快感の渦に連れて行ってくれるのかと思うと朱音は自ら股を開くのであった。

「フフッ、積極的なんだな、立花って…」
その言葉に顔を赤面させる朱音。そんな朱音の顔を見ながら指先を巧みに操り花びらを徐々に開花させて行く。
「ああ…ん…!んっ…!」
割れ目を少しずつ奥に進ませる指先に朱音は喘ぐ。
「感じ易いんだな、立花は…」
色気ある声で囁く田澤。朱音は答える事が出来なかった。どんな男にでも撫でられればそれなりに気持ちいい。しかし田澤の指先に与えられる快感はじんわりとしたうっとりしてしまうような快感だ。雪解けのような甘い快感に朱音の体も蕩け落ちそうであった。

愛液をたっぷりと絡ませた中指がクリトリスを甘く刺激する。
「ああん!ダメっ…ぁぁ…」
体中に甘い電流が駆け巡る。腰が浮くほどの反応を見せた朱音。気が遠くなる。
「気持ちいいか?立花…?」
「ハァハァ…はい…。キモチ…いいです…」
何とか薄眼を開け答えた。
「そうか…。ここも随分と興奮しているようだ…。」
コリっとしたクリトリスを中指で押し当て細かな振動を与える。
「ああ…、ああん…!あっ、あっ…!」
クリトリスがこんなに気持ちいいだなんて知らなかった。今まで自分は随分と粗末にクリトリスを弄られて来たんだなと思ってしまう程の快感に、朱音は田澤の指先に悦びを覚えた。

「物凄く…気持ちいいです…課長…」
「そうか…。」
自分を庇い、そして守ってくれ、その上に体を満たしてくれる田澤に朱音は完全に心を奪われていた。精神状態がどん底にある朱音にとって田澤の言動と行動はマインドコントロールと同様の効果をもたらしていた。与えられる喜びが大きければ大きい程、田澤への忠誠心も大きくなって行く朱音なのであった。


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