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《夏休みは始まった》
【鬼畜 官能小説】

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〈略奪の雨音〉-8

『へえ〜、色も形も文句なしじゃねえか。やっぱりこの女は〈俺達の物〉だな』

『当たり前だよ。女同士のイチャラブセックスで満足するような女にはしないぜ。そんなの誰が許すかってんだ』

『だよなあ?グッチャグチャの変態プレイで白眼剥いてイキまくらせなきゃ勿体ないぜ?』


恐ろしい欲望の吐露に、二人の顔は恐怖一色に染まっていた。
とりわけターゲットとなっている奈々未の狼狽えは可哀想なほどで、その様を見ている真夏は、いても立ってもいられず助けようと藻掻きだした。


『そう慌てるなよ。今から奈々未の可愛い喘ぎ声を聞かせてやるからよぉ』

『勉強も仕事も駄目だがよ、女を“いたぶる”のは得意なんだ』

「な…にするの…!?やめ…やめてえッ!!わ、私に変な……やあぁあッ!?」


男は薄い布地を奈々未の胸に掛けると、その布地を軽く押し付けながら現れた突起に触れ、そして爪を立ててコリコリと擽り始めた。


『こうやって布切れを当てるとな、乳首の先っちょを弄りやすくなるんだ。乳首が動かないからなあ〜?』

「ちょっ…!!あぁッ!?やだ…ッ…やあぁッ!!」

『もう片っ方の乳首もやって欲しいんだろ?ヒヒッ…布越しってのは気持ち良いからなあ?』

「むががッ!!も…があッ!!があぁぁぁッ!!」






あまり目立たなかった布越しの突起が、見る間に隆起してクッキリと浮かんできている。

こんな唾棄すべき男共に触られても反応している奈々未がとても悔しく、しかし、自分が同じ目に遭わされたとして平然としていられる自信は、やはり真夏にも無かった。


『お〜!こりゃまたカチカチになったなあ〜?』

『やっぱり男の方が好いんだろ?それともアレか?真夏とレズってみたいって気持ちの方が強いのかあ?』

「れ…レズとか何とか煩いのよッ!!ハアッ…ハアッ…き、気持ち悪い真似しないでッ!!」


布切れを取り払われた胸は、乳輪までもプックリと膨れてしまっており、その勃起した乳首と相まって、奈々未の強がりがよけい白々しく感じられる。

それは男達からすれば生意気な態度であり、奈々未の美貌からくる〈誤解〉と見事に合致していた。

もちろん、生意気ならば性根を叩き直さなければならず、男達は更なる屈辱を与えようと、新たな責め具を取り出した。

それはニップルポンプという乳首や乳輪を責める玩具で、胸肉に密着する透明なプラスチックの筒と、吸い上げる為のゴムの球体からなっている。

だが、男が取り出した物は通常の物より大きめで、奈々未の胸のサイズに適しているとは思えない代物だった。


『これはな、乳首を吸い上げるオモチャだ。でもな……少しだけ“仕掛け”がしてあってな…?』

「い…いい加減にしてよぉッ!!私にそん…なあッ!?」


男がニップルポンプを奈々未の胸肉に当て、ゴムを軽く押して乳輪ごと乳首を吸い上げると、乳輪は更に真ん丸に膨れ上がって半球を形作り、そして乳首はピンッ!と伸びた……いや、それだけではなかった……ポンプ部分のゴムの中から、何やら黒い粒がパラパラと落ち、そして透明な筒の中を移動し始めたのだ……。



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