セーラー服の夕べ-3
「先生、ストップ、ストップ」
雰囲気に呑まれないように明るく振る舞ってみても、あそこを触られると遥香はだめになる。いっぱい触って欲しくなる。
「若いってのは、それだけで罪になるんだ。罪はきちんと償わなきゃいけないな」
川島の指がショーツに掛かり、そのまま膝のあたりまで下げられる。そうして割れ目を形成する恥丘が露わになると、背後にしゃがみ込んだ川島がそこに指を這わせ、陰唇の奥から愛液を誘い出そうとする。
「合格点の反応だ。こんなにあそこを濡らして、麻生はしょうがない女の子だな」
いくらか陰部を触られた後、それは外へ溢れ出した。生温かく透明な粘液が川島の指を湿らせていく。
あきらめた遥香はすっかりおとなしくなり、徐々に仕上がっていく体に倦怠感をおぼえながらも、自分のほうからは求めない。
そんなふうに遥香が待ち詫びていると、川島の指が中に入ってくる気配を感じた。
「んっ……」
何度となく味わった指の感触。自分の指よりも太くて、それだけで膣が窮屈になる。
だがそれも初めの一分ほどだけだった。愛液のぬめりが快感をどんどん膨らませ、咲く時季を間違えた蕾がほころびを見せる。
そのうちに指だけでは物足りなくなってきて、遥香は思わず川島の男性シンボルを想像してしまう。いけないと思いつつも、恥ずかしい想像を止められない。
「麻生、学校の制服に着替えてくれ」
膣をほじっていた川島がいきなりそう言った。そして荷物の中からセーラー服を手に取り、それを遥香に手渡す。
「これって、うちの学校の……」
どうして川島先生がセーラー服を持っているのだろう、と遥香は不思議に思った。しかも着古した感じがない。わざわざクリーニングに出したのだろうか。
「いいから着替えろ」
川島の指示通りに遥香は着衣を脱いでいく。そうして半袖のセーラー服に着替えると、真夏の太陽のように眩しい女子中学生が出来上がり、それを見た川島が鼻の下を伸ばしてにんまりする。
「まずはこいつの相手をしてもらおう」
川島がテニスラケットを差し出してきた。そのグリップ部分にはなぜか避妊具が被せてある。
「まさか、それを私に入れるんですか?」
遥香は胸の前で両手を組み、異物を受け入れるために心の準備をしておく。するとラケットを逆さに構えた川島が、グリップ部分を上に向けて遥香の陰部をくすぐってきた。逃げる遥香の腰をがっちり掴み、敏感なクリトリスを転がしてみたり、濡れそぼった膣口に押し当ててみたりと、生徒の心理を分析するようにことごとく焦らしてくる。
「道具には魂が宿ると言われているからな。感謝の気持ちを忘れずにアクメするんだぞ」
「やめ……て……」
次の瞬間、遥香はすさまじい快感に体を貫かれた。危うく立ったまま絶頂しそうになった。
避妊具を着けた異物を奥深くまで突き立てられ、そんな自分の哀れな姿に声を失うが、ラケットが動き出した途端に小さな悲鳴を上げていた。顎とお尻を突き出した格好で、川島に支えられながらラケットを出し入れしてもらう。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
鼻声の混じった幼い嬌声は、おそらく別荘の外までは聞こえない。
セーラー服姿のあどけない少女が、スカートの中にラケットを挿入されて悶絶しているのだ。
「いや、あっ、やだ、いっちゃう……」
性に目覚めた小さな肉体に、鮮烈な感覚がおとずれる。
「あああっ、いくうううっ……」
遥香は上り詰めた。ぴちぴちと手足を震わせ、突き抜ける絶頂感に涙を浮かべて悦びを露わにした。