輪姦ごっこ-5
教師たちの持て余した性欲は何度となく限界を越え、相手がまだ十八歳未満だと知りながら遥香の胎内に精液を注ぎ込み、口の中にもたっぷり射精した。
「吐き出すんじゃない。飲み込むんだ」
淡いピンク色の唇に精液を付着させた遥香は、ごくん……ごくん……と喉を鳴らして口の中のものを摂取する。
「おいしい……」
陰嚢(いんのう)で作られた精液が少女の体に取り込まれていく。
そんな遥香はまだ十四歳の盛りだ。普通に学校に通い、真面目に勉強をして、テニスをこよなく愛し、流行りの音楽を口ずさみ、性の悩みを密かに抱えている、どこにでもいる健全な中学三年生だ。
それなのに彼らは教師という立場をこれでもかと利用し、遥香の弱みにつけ込んで、自宅から遠く離れたこの場所で淫らな行為に及んでいる。
担任の川島が一休みしている時だったか、鶏が先か卵が先か──というような話をしているのを遥香は聞いていた。
「元々ロリコン趣味があったから教師を目指したのか、教師になったおかげで若い女の子が好きになったのか、正直、どちらとも言えないんだよな。無責任に聞こえるかもしれないけど、どっちが先なのかは人それぞれだ」
だったらそんな話なんてしなければいいのに、と遥香は思った。聞く価値すらない下劣な話だ。
「おっと、もうこんな時間だ。明日の予定もあることだし、今夜はこれくらいでお開きにしましょうか」
同意を求めるように川島が締めくくる。
遥香が視線を巡らせると、どの顔にも疲れの色が浮かんでいた。
時計の針は深夜の二時を五分ほど過ぎていた。朝まで眠れないと思っていただけに、少し調子が狂ったものの、寝室の布団を想像すると安堵のため息が漏れた。
今夜だけでも遥香は十回以上のオルガスムスを経験した。たった一晩でこれだけの回数をこなしたのは初めてだし、途中、呼吸をするのも辛い時があった。それに、体内に吸収された精液の行方も気にならないわけではない。
明日……いや、日付が変わっているから今日になるのか、このまま無事でいられる自信が遥香にはなかった。夏休みが明けて二学期が始まったら、一体どんな顔をして教師たちに接すればいいのだろう。男女の関係になったことを意識しながら、机の下に隠した下半身を潤ませていればいいのだろうか。
とにかく今はシャワーを浴びたい気分だった。行為の後始末を済ませた遥香は、彼らの監視下でどうにかシャワーを浴び終えると、着替えの際に小さな生理用品を下着にあてた。体の中まではきちんと洗えないので、念のために着けておくのだ。
するとさっそく円藤が陰部の匂いを嗅ぎに来て、舌舐めずりをしながらこう言った。
「そのナプキンは俺が明日の朝に回収する。だから寝る前にオナニーをして、しっかりまんこ汁を染み込ませておくんだ。いいな?」
円藤の股間は大きく膨らんでいた。部活で女子部員を指導する時とまったく同じ反応だった。女子トイレの汚物入れを漁るのが趣味だなんて、遥香には到底理解できない話だった。