全国大会へ-12
「あいつ、性格悪すぎるよな。」
「そうなの。」
「2週間後に 最後の試合があるんだ。」
「全国大会でしょ、がんばってね。」
「ああ、大学の推薦が 掛かってるからな。」
「それが、終わったら 連絡してよ。」
「電話、家のひとが出ると 苦手なんよ。」
「平日の6時までなら 私かお母さんが 出るから 大丈夫よ。」
「それを聞いていたら もっと早く電話してたのに、明日、明日と思いながら、日が過ぎてしまったよ。」
「そんなんじゃ、まあいいわ、がんばってね、私神戸の歯科衛生士の専門学校いくの、今から、見学だわ、バイバイ。」
そんなに、奥手なら、女の子の心配はいらないかな と思ったはずだ。
「またね。」
ヤバイな、週刊紙に 乗ってから 、誰が見ているか わからない、気をつけないといけない。
ピンポーン
ガチャン「待ってたよ、入って。」
穏やかな顔に戻っていた。良かった。
いきなり 抱き付いて 唇を重ねてきた。
「1週間も、してないよ、もう私の事 飽きたの。」
「ちがうよ、麻理子が怒ってるし、怖かったから。話しにくかったよ。」
「アーン もう 私が悪かったの?孝太郎が女にチヤホヤされて 鼻の下伸ばしてるのがイライラするのよ。」
「焼きもち?」
「そうよ、悪い?好きな男がよその女に デレデレして 気分良いわけないじゃん。」
「確かに、チヤホヤされると気分いいね。」
「ふん、今のうちだけだよ、余裕こいて いられるのは。」
「え、どういう事?」
「まあ 良いから 部屋に行こう。」
部屋に入ると、麻理子は脱ぎ始めた。
「孝太郎も脱いで、全部よ、そう パンツも。」二人はベットに 横になって イチャイチャし始めた。
やはり 麻理子の身体は 最高だ 適度な肉付きとクビレが。
「麻理子、まだ怒ってるの。」
「どうして、怒ってないよ。」
「何となく。」
「ちがうの、私が安心出来る方法考えたの。」
「なに、それ 怖いんだけど。」
「まあ いいじゃん 早くしてよ、1週間もほっといて。」
インターバルが空いた方が 濡れやすいみたいだ。
反応がいい、1週間で文句を言われると 言う事は3日に1回はしなければならない。
義務になると楽しく無くなる。
今日もなんとか、2回射精してかんべんしてもらった。
「えへへ、これはねー孝太郎のチンコに付けるミサンガ、私が編んだんだよ。次に私に 会うまで外したらだめだよ。」
「えーお風呂も、外したらダメかな。」
「当たり前じゃん、じっとしてて、こうやって、これでいいわ。」ぺニスに巻き付けて 腰の後で結んでいる。
「かっこわりー、ダサくない?」
「誰にも見せないからいいじゃん、少しぐらいは伸びるけど。」
「おれって、信用無いのかな。」
「ちがうよ、麻理子が安心したいだけ、と孝太郎を少しいじめたい でないと 気が収まらない、どうしようもないの。ごめんね。」
「わかったよ、おれも麻理子を失いたくないからな。」
「孝太郎、………ありがとう。」
家に帰ったが 家族には 絶対見せられない。
明日は 完全休養、日曜日だ久しぶりに 麻理子を誘って、デートをしよう。
電話の向こうで弾む声が聞こえた。
何時もより1時間ほど遅く起きた、パーマが馴染んできて、いい感じだ、ムースでナチュラルに仕上げる。姫路駅の東口で待ち合わせだ、周りにも高校生らしきカップルがたくさんいる。
麻理子が改札を出てきた メイクをしている、身体のラインもバッチリだ、ローライズのホワイトスキニーにへそだしの薄手のニットだ 見せブラもきまってる、メチャメチャカワイイ 彩月も架純さん、も比べられない、スキニーは薄いが下着のラインが見えない、Tバックなのか。
周りの男どもが チラチラ見ている、相手が俺と分かって、ガックリだろう。
「麻理子、今日はいいね。」
「孝太郎に教えてもらったメイクテク、のお陰かな。」
「素材が良いから、映えるんだよ。」
「映画が 時間が 少し有るけど カフェ行く?」
「そうだな。」
二人が入って行くと、客とスタッフの視線が痛い。
「麻理子、ミサンガの当たってる所が、ちょっと痒いんだけど。」
「そうなの、ここでは見れないから、映画終わったら、カラオケかラブホ 行こうか。イヒヒヒ。」
「なんだよ、その笑いかた、でもそうしてくれる。」
二人が動くと周りの目線も動く。
映画館を出て 歩いて行けるラブホは、魚町のスナックやバーの並んでる繁華街にある。
昼間はひっそりとしている。
客も少ないから、料金も安くしている。
「ここで いいか?ここしかないけど」
「しょうがないじゃん。入ろ。」
「まあまあだね。」
「うん。」
「麻理子、めっちゃ痒いけど。」
「見せて。」
孝太郎はズボンとパンツを一緒にぬいだ。
ミサンガから、変な匂いがする。
麻理子が後にまわって 結び目をほどいた。
腰周りも ミサンガのあとが赤くなっている。ぺニスは根本のミサンガが巻き付けていた場所が 赤く ただれて 皮が めくれている。
「これは、ひどいな、痒くて、痛くはないけど。」
「孝太郎、ごめんね、ごめんね、こんなになるなんて。」
「風呂から上がって、ちゃんと乾かせば良かったけど 毛糸だから内側が乾き難かったみたいだね、乾かせば治るだろう。」
「どうしよう。私が悪いわ、私のわがままで。」
孝太郎は、女の子の涙に弱い。
「泣かないで、なんともないから、シャワーで流してくるね。」
バスルームにはいって、シャワーをかけた。「う!痛たたたた。いてー、しみるー。」