第22話 『部行進、部対抗リレー』-1
第21話 『部行進、部対抗リレー』
ララン、ラッパーン……ラーン、ラッパァーン……。
グラウンド脇に陣取った吹奏楽部が明るい音色を高らかに奏で、プログラム16番、運動部による部行進が始まった。 隣の本部テントには放送設備があり、放送を担当する生徒が、様々な原稿を並べていて、行進に合わせて紹介文を読み上げるらしい。
先頭は『バレーボール部』だ。 来賓テントの前を、堂々と胸をはった少女たちが通り過ぎる。 紺色のブルマに黄色いシャツ、シャツは乳房を覆う部分が繰り抜いてあり、乳輪も乳首も丸出しだ。
『バレーボール部。 県ぱいおつ一部リーグ、2位。 県新人ぱいおつ戦優勝。 ニホン西区大会ベスト4。 『はずめぱいおつ、うなれ尻乳』を合言葉に、部員一丸となって悲願の全国制覇を狙います。 掛け声は『尻、乳、尻、乳』、主将の【ダブルぱいおつサーブ】、副将の【ハンギングおけつレシーブ】を始め、部員が個々に磨いた技を、是非会場でご覧ください』
真面目な口調と不釣り合いな文言だ。 そんなに尻と乳房が大事なんだろうか。 南原の前を通る少女たちは、そう言われてみると、乳房も尻も、他の生徒より発達しているように見受けられるが、バレーボールを通じて発育したということだろうか。
続いて白いシャツに青地の短パンを身に着けた少女の一団がやってくる。 股間に布地が繰り抜いてあり、クリトリスをつぼめたキャップから紐を垂らしての行進だ。
『サッカー部。 県しこりマンコ一部リーグ、優勝。 高円宮杯なでなでしこしこリーグ一部、2位。 『たゆまず、弄って、シコシコと』をモットーに、2年連続選手権出場を達成しました。 フォワードの2人のダブル・ブルマン・コンビは同点でリーグ得点王を記録しています。 伸びきったクリトリスから放たれるミドルシュートにご注目下さい』
先頭に並ぶ2人が、放送に名前がでた得点王だろうか。 いい体格で、引き締まった腿をしていて、そして何より股間から覗いたクリトリスが大きい。 既に勃起しているのだろうが、長さは軽く5センチは超えているし、直径も2センチに届きそうだ。
サッカーの次は、やや小さめの所帯がやってくる。 黄色いシャツに紺色をしたハーフパンツ、胸がすっぽり繰り抜かれたシャツからは、ぽよん、乳房がこぼれていた。
『バスケットボール部。 県たれちちリーグ、2位。 独立はれちちリーグ、特別選抜。 『常揺、常振』の旗の下、誰よりもチチマンコを揺すってきました。 万歩計による平均揺れ乳回数は、2時間の部活で1万5千回、1試合で8千回を超えます。 肉眼で捉えきれないレベルにまで震えるようになったフル勃起乳首、是非実物をご覧ください』
聞いているだけで頭が痛くなり、意識を反らして寛ぐ意味で、南原は首をポキポキ鳴らす。 一万五千回おっぱいを揺らす……? もう好きにすればいい。 目の前の少女たちは、豊満な上に、柔らかそうな乳房をしていた。 柔らかい、ということはきっと揺れやすくもあるんだろう。 もしくは揺らすことで柔らかい乳房に育つものだろうか。 いや、考えるだけ頭が痛くなるから、深くはつっこまないでおこう。
白いシャツ、青いブルマ。 小柄で敏捷そうな少女が揃って行進する。 どの少女も、表情こそ泰然自若たるものな一方、頬から耳まで顔を真っ赤に染めていた。
『卓球部。 県まんずりリーグ、15年連続優勝。 全国マスターベーション選手権、準優勝。 元ナショナルチーム6号教官の指導のもと、常勝軍団として県下に君臨しています。 ユニフォームを着た瞬間から、チツマンコは洪水、ケツマンコは無限開閉、チチマンコはシャツの中でフル勃起するよう訓練してきました。 いつでも絶頂寸前で欲求不満な私たちですが、どうか罵り辱めた上で、応援よろしくお願いします』
放送が真実なら、こうやって歩いている現在も、少女たちは絶頂の際にいることになる。
なるほど、少女の頬が赤い理由は、意図的に興奮して性感を高めているからだろうか。 もしそうなら、耳まで異様に赤らめている様子にも合点がいく。
続いて現れた少女たちは、紺のスカートの下に紺色のアンダースコートを穿いていた。 白いシャツと紺色のコントラストが実に健康的で見栄えがいい。