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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第16話 『南原拓哉』-1

第16話 『南原拓哉』



 南原拓哉(なんばらたくや)、男性、若輩の部類。 総務部、外務部で2年ずつ過ごし、文武科学部に入省して6ヶ月弱。 課長から始まったキャリアは無難に進み、現在は本省準次長に至る。 もっとも自分の肩書きに相応しい仕事が出来ているかとなると、それはそれ、これはこれで別問題――要するに、仕事のレベルは変わらない。 官僚機構の中堅に入ったはいえ、ふってくるのは庶務レベルの作業が中心だ。 遣り甲斐も遣り応えも存在しない。 もとから求めてさえいない。  

「HG第2学園に九時」

 公用車、運転席。 南原はシートベルトを締めると、ナビに目的地と到着希望時間を告げた。 続いて助手席と運転席の間から生えた尻を、パンッ、軽くビンタしてから、人差し指を肛門に挿す。

 ブルルルル……。

 指紋認証でエンジンがかかった。 尻の持ち主が南原の指を認証し、咥えたエンジン点火レバーを回したためだ。 

 ブルン、ブルン、ブルルルル……。

 そろそろとタイヤが回転をはじめ、ガチャリ、サイドブレーキが外れる。 運転が一速から二速、二速から三速へと切り替わる。 つまり、尻の持ち主がクリトリスを勃起させることでサイドブレーキを下ろし、膣の締め具合を操作しながらギアを入れ替え、尿道に収まった極悪な太さのエボナイト棒を膀胱筋で出し入れしながらアクセルをふかしている。

 ぼんやり窓の外を眺める南原を乗せた公用車が目的地についたのは、指定した時刻の5分前だった。 駐車場は伽藍洞で、南原以外の車は見当たらない。 南原は脇から肛門だけだしてプリプリ揺れている尻に、ズブリ、今度は中指を入れる。 十分に腸液で湿っている肛門は、乾燥肌な南原の指であっても、根元までいと容易く呑み込んだ。 クイ、クイ……肛門の中で中指を回す。 見立てによっては肛門をほじっているようにも見えるが、コンソール少女を介し、単に車の操縦に指示を出しているだけ。 車が入口に最も近いスペースにキッチリ収まったところで中指を抜き、肛門の上に触れる。 尻がムクムクと隆起し、尻たぶが中指を包む。 尻の割れ目から取り出した中指は乾いていて、透明な腸液は沁み1つない桃尻に拭き取られていた。

「お待ちしておりました。 本日はお忙しい中での御来校、まことにありがとうございます。 わたくし、教頭の『A13BCUC』でございます。 学園をご案内、またご質問にお答えさせていただきます。 どうぞ宜しくお願い申し上げます」

 車を降りた南原に深々と頭をさげる妙齢の女性。 その隣で、全裸に白襷、白手袋、白鉢巻きを締めた女性が、まけじと深く首を垂れた。

「失礼致します。 本校生徒会長を務める『A0番』です。 本日は殿方にご相伴させていただく光栄に身を震わせております。 いかようなご用命にも従います、なんなりと仰せつけくださいませ」

 滑舌良く挨拶したものの、特に生徒会長のA0番は、僅かに語尾が震えていた。 顔色も、明らかに悪い。 残暑厳しい9月というのに、まるで真冬であるかのように唇が紫に濁っている。 南原は女性と少女が顔をあげるまでしばらく待ったが、一向に顔をあげる気配がないので、仕方なく頭頂に声をかけた。

「こちらこそよろしく。 御校の体育祭に本省から派遣された南原です。 御校は、ええと、4月の頭にもお邪魔してますので、今日で2回目になりますかね。 とりあえず僕の観覧席、あるんでしたら案内してもらえますか」

 話しかけられ、ようやく『教頭』を名乗る女性が顔をあげた。 少女はというと、セミロングの髪が地面に着くまで腰を折り、シッカと頭を下げたままだ。

「はい、ご案内いたします。 つきましては、ここから凡そ200メートルの距離ですが、自動カーペットをご用意させていただきます。 会長、用意なさい」

「はいっ」

 教頭が声をかけるなり、少女は地面に腹ばいになる。 ピタリ、横を向いて頬を地面に寄せ、手足を『出の字』に曲げて、股間から乳房まで密着させた、ヤモリが地面にへばりついた恰好。 南原は浅いため息をついて掌を振った。

「……お構いなく。 脚が衰えるには、まだしばらく猶予をいただいています」

 少女の格好が意味するものを、南原拓哉は実体験から知っている。 少女の尻、或は背中に乗ったところで少女は匍匐前進を始め、南原を乗せたまま目的地までいざり這う――自動『人間』カーペットだ。 南原がすることは、僅かに足をあげて這いつくばった少女に乗ることのみ。 貴賓が身体を動かす範囲を最小限に抑えるべく配慮された『道具』といえよう。 ただ、当たり前のことだが、目的地につくまでかかる時間は膨大だ。 どんなに体力がある少女だとしても、肌を地面に擦らせながら這うのだから、歩く以上の速度はでない。 そもそも南原は、どちらかというとせっかちな性質だった。

 教頭が踵で平蜘蛛になった会長の尻をつつくと、会長は瞬時に直立姿勢をとる。

「了解しました。 それではわたくしについてきてくださいませ」

 恭しく辞儀を整える教頭に続き、南原は何を見るともなく視線をあげて歩きはじめる。 



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