姉ちゃんとヤリたい-6
戸惑う希に業を煮やした優太は希の腰を両手でガッチリと掴み下から激しく突き上げる。
「あっああんっ！！」
希の髪と胸が激しく縦揺れする。浮き上がる希の体が沈む時、重量も重なり更に奥深くまでペニスが突き刺さる。子宮が壊れる…生命の危機さえ感じる程に巨根が希に襲いかかる。
「姉ちゃんがその気にならないなら俺が頑張るよ。」
「ああん！、ああん！、ああん、！」
体が重量に従い落ちる度に激しく突き刺さるペニスに希は声が枯れる程に絶叫する。
「ほら！姉ちゃん、気持ちいいんだろ！？あんなデッカいバイブでヒィヒィするぐらいだ。デッカいチンポは尚更好きなんだろ！？」
希は操り人形のように優太に操られている。
「ああん！…優くん…、ダメ！あっ…、あっ…！」
もはや優太に腰を掴まれてなければ倒れてしまうだろう。希には自力で自分の肉体を支える力は皆無に等しかった。
膣内の摩擦、子宮をズンズン突いてくる挿入に希は哀しい女の性を恥ずかしく思う。イキそうだ。下半身に膨らむ快感が弾け飛びそうだ。
（弟のオチンチンでイク…、弟のセックスにイッちゃう…）
他人には口が裂けても言えない痴態が情けない。弟に挿入を許してしまう…。弟をコントロール出来なかった自分に姉としての責任を感じていた。が…、
「ああん！イクッ！！」
その絶叫を口にしてしまった。快感の風船が一気に爆発し全身に衝撃が走る。風船の中には大量の愛液が入っていたようだ。まるで失禁したかのように愛液を噴き出しながら希はエクスタシーに達した。
「あああ…」
顎が上がり被虐的な顔を浮かべる。快感に全身が伸びきる。その姿は男の体に跨り至福の悦びをを迎えた女神のような美しい曲線を見せる。
（もうダメ…）
意識朦朧の中、希は前のめりに優太の体に倒れ込んでしまった事は分かった。しかし次に目に映ったのはもはや抵抗力を全て奪われた自分に正上位で自分を狂気にも似た目つきでニヤニヤ見つめながら夢中でペニスを押し込んでくる優太の姿であった。
「あああ…中は…中はダメ…」
希は無意識にそう口にした。しかしもはや至福の快楽に頭を支配された優太の耳には届いていなかった。
「ハァハァ、姉ちゃん…！ハァハァ…姉ちゃん…」
奇しくも優太がいかに自分を愛していたのかを思い知らされたような気がする。初めて優太のペニスを咥えた時、こうなる事は分かっていたのかも知れない。希の脳裏に小学生の頃から今までの優太との秘め事が走馬灯のように浮かび上がる。それは全てこの瞬間に繋がっている事が分かった。
（度が超えてた…）
希は優太に挿入されてようやくそれに気がついたのであった。しかし気付いた時にはもう遅かった。
（近親相姦…）
その重々しい言葉が希の体に重く重くのしかかっていたのであった。