姉ちゃんとヤリたい-5
希が薄目を開け優太の顔を見ると、
「ああ…、気持ちいい…」
と、悦びを満面に現したような表情で鼻息を荒める優太の姿が見えた。その表情はもはや姉さん弟の関係など皆無に思わせるような、女の肉体に悦ぶただのオスにしか見えなかった。一度肉体関係を結んでしまった以上、これからきっと毎晩のように体を求めてくるだろう。希はとうとう禁断の域に足を踏み入れてしまったんだと、そう思った。
「あっ、あっ…あん…あんっ!!」
奥深くまで突き刺さされるペニスに希は喘ぎ声を我慢出来ない。弟のセックスに喘ぐ姉…、自分が物凄く淫乱で、そして下衆のように思えて来る。
「姉ちゃんのマンコってこんなに気持ち良かったんだね…。ハァハァ…」
優太は希の右足を肩に担ぎ、帆掛け船の体位に変えた。
「ああんっっ…!!」
更に奥深く突き刺さるペニスに希は頭を叩かれたかのような快感に襲われる。
「脚もたまんないよ…」
担いだ右足の太股を涎を付着させながらその味を確かめるかのようにペロペロと舐め回す。
「あああ…」
太股の内側を舐められると全身に鳥肌が立った。優太は内股からふくらはぎ…、最後は足の指にしゃぶりつく。
「あ…あ…あ…」
普段されたらくすぐったい部分がこれ程までに感じてしまうのは希の肉体も行為に悦んでいるからなのかも知れない。希は自分の肉体を恨めしく感じる。これではいくらダメだと嫌だの言っても全く説得力がないからだ。そんな事を頭でうっすら考えていると、優太に両足をグッと持ち上げられ、腰を浮かせてしまう。
「あ、ダメ…!」
いわゆるマングリ返し状態でハメられ始めた。優太はまるで結合部分を見せつけているかのようであった。
「姉ちゃん、見える?俺のチンポが姉ちゃんのマンコに入ってるとこ…。」
「…」
希は恐る恐るその場所に目を向けた。そこにはこれ以上開かないと思う程に広がった膣に優太の丸太がピストンを繰り返している光景があった。優太のペニスには希の愛液が白っぽくなりへばりついている。
「ああん…」
自分の滲ませる愛液が優太をより悦ばせてしまっている現実に、姉として情けなくなった。
「あん…!」
優太は希の腰を掴み思い切り背後に倒れた。すると否が応にも騎乗位の体位になってしまう。
「ほら姉ちゃん、張り型でオナニーした時みたいに暴れてよ…」
「ハァハァ…ダメ…」
自らが腰を動かしセックスする訳にはいかなかった。