バイブ-1
「ゆ…ゆう…くん…、これ…は…ダ…メ…んんん…」
装着した瞬間に無理だと感じた。先日2度めのアダルトデパートでの購入ではバイブを買って来た。一つは超特大バイブ、エベレストクィーン、あと一つは人気AV女優の名前をそのまま使った明日菜キララがいっちゃったバイブと言うものだ。歩行プレイにはまった優太は希に明日菜キララがいっちゃったバイブを挿入しパンティを履かせホットパンツをチョイスし着させた。そのバイブは挿入するとGスポットに密着する構造になっていた。立ち上がった瞬間に希の膝はすぐに折れ床にへたりこんだ。
「そんなに気持ちいいんだ。さすがAV女優をイカせたバイブだよね。へへへ」
「ダメよこれ…歩けない…」
「頑張って歩いてよ。ほら立って。」
腕を引っ張る優太に希は産まれたての子鹿のように膝をガクガクさせながら立ち上がる。すぐに優太の腕にしがみつく希。常にGスポットに刺激が与えられ希の肉体には快感が充満する。
「優くん、ダメだよ…。コ…レ…、刺激が…強すぎる…んんん」
眉間に皺を寄せ苦しそうな表情で行った。
「姉ちゃんのその顔…たまらない。」
「お姉ちゃんを…そんなにイジメないで…ハァハァ…」
腰が俺たまま背筋を伸ばせない。そんな希を見てさすがに無理かなと思った。
「野外は止めようか。まずそのバイブに慣れなきゃね。」
こんな姿で街を歩いたら一発でバレてしまうだろうと感じた優太はお家バイブで慣らす事にした。
「姉ちゃん、下半身裸になって?」
優太はそう言ってホットパンツとパンティを脱がした。するとバイブがニュルッと抜け床に落ちた。
「ああん…」
立っていられない程の快感から解放された希は体から緊張が抜けた。
バイブを拾い上げた優太。
「凄いなこのバイブ…姉ちゃんをこんなにしちゃうなんて…。」
体にピチTだけ身につけている希の陰毛丸出しの下半身姿はかなりエロかった。
「じゃあ今日は今からバイブ調教だね。」
「調教…」
その響きに希はゾクッとする。これから弟にバイブの指導を仰ぐ自分も卑猥な女に感じる。優太の目つきにもゾクッとした。
「姉ちゃん、椅子に座って?」
「う、うん。」
希は椅子に座る。すると優太は机の引き出しから縄と手錠と口枷を取り出した。
「ど、どうしたの、それ…」
買った覚えもないしこの部屋にある事も知らなかった希は驚いた。
「1人であの店に行って買って来たんだ。へへへ。」
そういいながら希の手を背後で手錠をかけた。そして体を縄で椅子に縛り付ける。そして足を持ち上げ開かせて足と椅子を縄で縛る。
「うーん、いいカッコ♪」
正面から見ると性器が丸見えだ。
「イヤん…」
顔を真っ赤にする希。身動き取れない状況で自分は優太の調教に耐えられるかどうか自信がなかった。優太はバイブを握り希に迫る。
「じゃあ姉ちゃん、始めるよ?」
「う、うん…」
希は自分を入っただけで骨抜きにしてしまう恐ろしいバイブに身を怯ませた。しかし容赦無くバイブを突っ込んで来る優太に希は悶える。
「ああん…!んんっ…んっ…!」
すでに意識が飛びそうな程の快感に襲われた。このバイブ、巷では激イキバイブと呼ばれオナニー愛好者は勿論、リスナーから絶大な人気を誇るバイブなのであった。このGスポットにピタっとくっつくような感覚は身の危険さえも感じる。
「ああん…、ヤバい…ヤバいよ、優くん…」
すっかり被虐的なマゾ顔になってしまった希に優太は加虐心をそそられたのであった。