第六話:サキュバス・イン・ザ・ハロウィン-7
「アァァ!う、薄井君のが・・・アッ、アァ、ンンッ」
「ち、千聖ちゃん、千聖ちゃぁぁん!」
薄井君は、私の名を呼びながら、一心不乱に腰を振り続けました。嘗てママは、パパと初めて交わった時、ママのアソコは、パパ専用に開発されていくと例えていましたが、今なら私にもその事が理解出来ました・・・
「アァァ、う、薄井君!薄井君のが・・・私のアソコを・・・アァァン、アッ、アッ、アァァ」
私の頭は真っ白になって行きました・・・
オークに犯された時のように、変になって行くのと違い、心の底からこの人を愛していくように感じられて行きました。私の子宮は喜んでいるかのように、下に降りてくるかのようでした。私のアソコは、ヒクヒク痙攣するかのようで、無意識の内に膣を締め付けたようで、薄井君が思わず呻きました。
「ウッ・・・ち、千聖ちゃん・・・き、気持ち良くて・・・ハァハァ」
「アッ、アッ、アァァ・・・う、薄井君、良いよ!薄井君の好きなように・・・アァァン」
私は、薄井君の好きなようにして良いと哀願し、薄井君は腰の動きを一層は止めました。私達は、互いの名前を連呼しつづけ、更なる性的興奮を高めて行きました。
「アッ、アッ、アァ!アァァァ!!う、薄井くぅぅん・・・イィィィ!!」
私は無意識の内に薄井君の頭を胸に引き寄せ、薄井君は、顔を私の胸の中で擦り付けながら呻きました。
「ちさとちゃん・・・もう、もう・・・」
「わ、私も・・・イイのぉぉ!!」
「ウッ・ウゥゥゥゥ」
「ンンッ!アァァ・・・・アァァァ!イィィ!イクゥゥゥゥゥ!!」
薄井君の身体が、私の身体と奥深くで密着し、私達は一つに繋がったまま絶頂へと昇り詰めました。この時の私は気づきませんでしたが、絶頂に昇った私は、無意識の内にサキュバス状態が解除され、薄井君を受け入れて居ました。私達は、暫くの間この余韻を味わい続けました・・・
「ねぇ薄井君、これから薄井君の事・・・影介君って呼んでいい?」
「もちろんだよ・・・あ、あのぅ・・・千聖ちゃん!ぼ、僕と、付き合ってくれるかな?」
「ウン!」
私は思わず嬉しくて薄井君に近づくと、壁の隙間から微笑みながら、私達を見守っているママに気づきました。どうやらママは、この一帯にテントリーを張り、邪魔が入らないようにしてくれたようでした。
私にも、パパに負けない素敵な恋人が出来ました・・・
翌日・・・
登校した私の胸を、今日も美冬が背後から揉み、それを沙也華が窘める何時もの日常、ただ一つ違うのは・・・
「おはよう、千聖ちゃん!」
「おはよう、影介君!」
互いに笑みを浮かべ、私から影介君の左手を握ると、美冬と沙也華は一瞬呆然とし、慌てて美冬が私達を指さし、
「ち、千聖、その手は何!?」
「千聖、まさか薄井と!?」
沙也華も信じられない表情を浮かべました。私は満面の笑みを浮かべながら、
「そう、私達付き合ってるんだぁ・・・行こう、影介君!」
「ウン、千聖ちゃん!」
私達は手を繋ぎながら、呆然としている美冬とさやかを尻目に、学校へと向かいました・・・