第六話:サキュバス・イン・ザ・ハロウィン-6
「ねぇ、薄井君・・・」
「何、千聖ちゃん?」
「私・・・薄井君と本当にエッチしたくなっちゃった。これだけは信じて!私、オークに犯されて処女じゃ無くなっちゃったけど、それ以外、まだ男の人とは最後までした事ないの」
「ち、千聖ちゃん、僕に同情何て・・・」
「ううん、違うの!私、今エッチな気分になっちゃってて・・・こんな気持ちで他の人に抱かれるのは嫌なの・・・でも、薄井君となら」
私は、自分でもよく分からなかったですけど、他の人じゃなく、薄井君とだけエッチをしたいと思いました。私は薄井君に抱き付き、背中に手を回しながら口づけすると、薄井君も抱きしめ返してくれました。
「薄井君・・・目を瞑って!」
「こう!?」
薄井君は、私に言われるまま目を瞑り、私は背中の翼を羽ばたかせ、空に飛び上がりました。どこをどう飛んだのか、自分でも覚えていませんが、とあるビルの屋上に下りました。
「もう、目を開けても良いよ」
薄井君はゆっくり目を開け、眼下に広がる都会の夜景を、私と共に目の当たりにしました。
「下から見た時と違い、上からの夜景って綺麗だよねぇ?」
「そうだね・・・でも、僕は千聖ちゃんの方が・・・」
「薄井君・・・」
私達に、これ以上言葉は要りませんでした・・・
私は目を瞑り、薄井君に口付けし、薄井君の右手を、私の左胸に当てました。
「薄井君・・・私の心臓、ドキドキしているの」
「ぼ、僕もだよ・・・ち、千聖ちゃんの胸に触っちゃって・・・」
「揉んでも良いよ」
私は、手に取った薄井君の右手を押し付けると、薄井君の右手に力が入り、私の左胸を揉みました。一回、二回、ぎこちなかったですが、それが返って乳首への刺激になってしまい、私は甘い声を出してしまいました。
「ンンッ・・・」
「ゴ、ゴメン・・・痛かった?」
「ウウン・・・気持ち良かったの」
私は薄井君に甘え、私達は着ていた服を脱ぎ、一糸纏わぬ姿になりました。薄井君のオチンチンは、何処かパパのような逞しさが感じられ、私は思わず頬を染めました。10月31日といえば、もう夜は寒くなっているのに、私達の身体は燃え上っていきました・・・
私と薄井君の互いの荒々しい呼吸が交わり、更なる欲求を求めて行き、私は薄井君の目の前で大股を開いて、薄井君に私の大事な部分を見せて居ました。
「私のここ・・・オークの大きなオチンチンを入れられちゃって、変かも知れないけど・・・」
「は、初めて見たけど・・・女の人のアソコって、鮑に似てるんだね?」
「男の人のオチンチンだって、フランクフルトに似てるよ?」
そう互いに感想を言い合うと、思わず笑い合っちゃいました。私はもっともっと薄井君の事が知りたくなりましたが、サキュバス姿の私の性欲を抑える事は出来ず、
「ねえ薄井君・・・そろそろ」
私は薄井君の首に両手を回し、そのまま引き寄せて倒れ込みました。薄井君の荒い呼吸が、私の顔に掛かり、そのまま口付けをしました。薄井君は、ゆっくり顔を下へと移動させ、首筋、オッパイ、お臍、そして・・・私のアソコを愛しそうに舐め続け、私は悶えました・・・
「イイ!う、薄井君、イイよぉ!!」
「ち、千聖ちゃん・・・ハァハァ・・・い、入れるよ?」
「ウン・・・来て!」
薄井君は、初めてにしては愛撫が上手でしたが、いざ本番となると、やはり初めてなのが分かり、戸惑って居ました。ですが、既に愛液でビッショリ濡れた私のアソコは、薄井君のオチンチンを待ち侘びていたかのように、奥へと導いて行きました・・・