マッサージアクメ-1
あれから何回しただろうか。
朝から夕方まで数時間の間...
麗華はご主人様がイク前に必ず1、2回イカされていた。
ご主人様、たぶん4回は果てたような...。麗華はそれよりももっとイッてることになる。正直もうクタクタだ。帰りの時間も段々迫ってきている。
ふたりでソファに座り、紅茶を飲む。
「帰っちゃうの寂しいな。」
麗華は横になり、ご主人様の膝の上に頭をのせて、少し甘えてみせる。
『俺も寂しいよ。麗華。』
ご主人様は麗華の髪をそっと撫でる。このソフトなタッチもたまらなく好きだ。本当に安心するし、暖かい気持ちになる。気持ちよくなって眠くなってしまいそう。
麗華のご主人様はエッチなことをしてなければ、物腰柔らかく、優しい人だ。きっとみんなはこんなドSな人だなんて思いもしないだろう。
「次、いつ会えるかなぁー。」
『いつかなー。だけど、また必ず会いに来るから待ってて?』
「うん。ありがとう。待ってる。」
『麗華、愛してるよ。』
麗華たちには好きな時に好きなだけ会えない事情があった。
『麗華、またしばらく会えないかもしれないし、もっと感じる顔みたい。』
外して置いてあった首輪を少し強引にもう一度付ける。
首輪をつけられると麗華はご主人様に従いたくなる。
「ご主人様...麗華もご主人様のこと感じたい。」
『違うだろ。ご主人様、私のエッチな身体で遊んでください≠セろ。』
さっきまで紅茶を飲んで普通に会話を楽しんでいただけに、こんなことを言わされるだけで顔から火が出るほど恥ずかしかった。
「ご主人様、麗華のエッチな身体で遊んでください。お願いします。」
『いい子だね。どこから遊んでやろうかな。』
自分にはなんの決定権もないと思うと興奮してしまう。一体どんなことをされてしまうのかと期待してしまうのだ。
『まずは、手錠をしようね?』
後ろに手を回し手錠をつけられ、また仰向けに寝かされる。
ご主人様は電マを手に持ち、麗華に見せつける。
『麗華、今日はここがずっと硬かったよね?凝ってるだろうからマッサージしてあげるよ。』
もうすでに硬くなった麗華の蕾に電マをグリグリと押し付ける。
「いやぁん。あ、ありがとうございます。」
スイッチをいれなくても、腰を動かしたくなるほど気持ちよかった。
『もう、そんなに感じて...。電源を入れてくださいってお願いしろよ。』
「ぁん。電源をいれてください。ご主人様。」
麗華がお願いすると同時に電源が入った。
蕾だけじゃない、もう腰から下が全部気持ちがいい。すぐにおかしくなってしまいそうな快感に襲われる。
「やん。ぁあん、ご主人様。刺激が強すぎますぅ...。」
『だめだよ、麗華。全然凝りがとれてない。それどころかどんどん硬くなってるんじゃない?もっとちゃんとマッサージしないと。』
電マを容赦なく当てつづけるご主人様。
麗華は身体じゅうの血液が沸騰するような、とてつもない熱を感じていた。自分がどうなってしまうのかわからないほどの快感。気持ちいいのに怖くて抵抗したくなる。だけど、抵抗できない。葛藤の中、ご主人様から与えられる快感を受け止め続けた。
『すごいね、顔だけじゃなくて身体までピンク色だ。そんなにマッサージ気持ちいい?』
「ぁんぁあん、気持ちよすぎてへん...になっちゃうぅ...。」
『ただのマッサージなのにそんなに感じて。麗華は本当に淫乱だな。それにそんなに身体をよじったらいいとこに当てられないだろう。じっとできないの?』
何度も快感の波に飲み込まれそうになりながら耐えている麗華は自分がそんなに身体をよじらせていることに気がついていなかった。ご主人様に指摘されて、さらに羞恥心が増す。麗華にとって羞恥心は媚薬そのものだった。麗華の堤防は決壊し、大洪水になっていた。
「ご主人様、もうイキそ...。」
『私は電マでイッちゃういやらしいメスです≠チて言えたらイッてもいいよ。』
「れ、れいかは、で...んっまでイッちゃう、ぃやらし..いメスです...。」
涎がでてしまうほどの快感を感じながら、やっとの思いで言い切った。
『イッていいよ。』
ご主人様のこの一言を言い終わること待てずに麗華は果てた。頭が真っ白になって一瞬意識がとんだ。でも言いようがないくらい気持ちよかったことだけは覚えていた。