オマケ【乱交のあとに】-2
「ゴキュリ…、これって穴とクリの同時責めやん!やあん、サセコの顔、エロすぎるぅ…はぁ…はぁ…」
とろんとしたアイドルの恍惚の表情に、優衣は生唾を飲み込んで興奮した。これも半日前だったら、全く知りもしなかった種類の興奮だった。
「やあん、お尻の穴にも刺さってるぅ」
次のページを捲ると、四つん這いに尻を上げたアイドルの肛門に、アナル用のオモチャが挿入されていた。
「はぁ…はぁ…、さ、3ヶ所責め…」
優衣は浅い経験の中から、3ヶ所を責められたときのことを想像した。幸いなことに、肛門の責めは、昼間のプールの時間にタップリと経験を積んでいた。
淫らな想像を深めようと、さらに画像に没頭しかけたときだった。突然優衣の脇から声がかかった。
「楽しそうになに見てんの?」
乱交の体液をシャワーで流した愛奈が、タオルで髪を拭きながら、娘の優衣に声をかけたのだ。
「ひっ!」
突然声をかけられた優衣はビクリと女体を震わせた。
慌てて振り向くと、優衣の目線の高さに母親の股間が重なった。さっきまで複数の男のモノが咥えていた割れ目が、薄目の陰毛越しにうっすらと見えた。
「やだ、お母さん、裸でウロウロせんといてよ」
優衣の脳裏に、騎乗位で喘いでいた愛奈の姿が甦り、僅かに嫌悪感を覚えた。それと無防備状態で驚かされたことが重なり、全裸状態の愛奈を咄嗟に咎め立てたのだ。
「なに言うてんのよ、優衣も裸のまんまやんか。それにその指でどこ弄ってんのよ」
愛奈は少しおどけ気味に、大股に開かれた優衣の股間を指差した。愛奈の指が示す先には、愛液が滲む割れ目の中に、優衣の中指が食い込んでいた。アイドルの卑猥な写真に興奮した優衣は、無意識にソコを弄っていたのだ。
「あっ、やだ…」
優衣は慌てて中指を抜いて足を閉じると、恐る恐る母親の様子を伺った。
幼稚園の頃、卑猥な言葉を口にして、トラウマになるほど怒られた優衣にとって、愛奈は性に厳しいイメージが強く残ったままだ。
乱交の興奮のまま、卑猥な言葉の数々を発した優衣だったが、それに対する愛奈の反応も気になった。
一方愛奈の方も、優衣に厳しくしていたことを棚に上げて、進んで快楽に溺れる様を晒してしまったから、バツが悪かった。
乱交の最中、快楽に溺れた愛奈と、父親によって破瓜した優衣は、お互いに意識しているのは気づいていた。しかし、2人が女体を絡めてその悦びを分かち合うこともないまま乱交は終了してしまった。
結局、愛奈の方が固まる優衣から逃れるように浴室に逃げ込んだのだ。
しかし、シャワーを股間に宛て、複数の男に中出しされた精液を掻き出している内に、愛奈の覚悟は固まっていた。開き直ることに決めたのだ。
「うふふ、抜かんでよかったのに」
「えっ?」
怒られないにしても、てっきり強めの言葉を言われると思っていた優衣は、愛奈の柔らかな表情に拍子抜けした。
「オナニーしてたんやろ。遠慮せんと続けて。ほら、さっきみたいに足開いて可愛いオメコ見せて」
愛奈の口から卑猥な言葉を聞いて、優衣はまたカチンときた。
「ちょっとお母さん、どういうことなん!」
「な、なにが…」
愛奈には優衣が何を言いたいのか直ぐにわかったが、ここは惚けることにした。
「あたしがソレを言うたら、人の頬っぺたを捻りあげて、トラウマになるまで怒ったん覚えてないん?」
「ごめんね」
あっさりと謝った。
「はあああ?」
優衣の眉ねがキッと上がり、愛奈を睨んだ。優衣はもう子供じゃない。女になった娘に、愛奈もさすがに誤魔化しきれないと思った。