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授業惨姦
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第八話:母の変貌-3

 翌日・・・

 この日は私の16歳の誕生日でした・・・

 毎年誕生日の朝は、母がご機嫌に私に話しかけてきて、

「康ちゃん、お誕生日おめでとう!お母さん、美味しいケーキとご馳走作るから楽しみにしててね」

 そして私は、母の作ってくれる美味しいケーキやご馳走をお腹一杯食べ、幸せな誕生日を過ごして来ました。ですが、16歳の誕生日は朝から最悪な気分で目覚めました。

「母さん、おはよう」

 私がそう挨拶をしても返事がありませんでしたし、母達の寝室を見ても、もぬけの殻でした。私は沈んだ気持ちになって食欲が湧かず、制服に着替えると玄関を出ました。母の自転車が置いて無かった事から、母は朝早くか、あるいは夜中に出掛けたようでした。

(昨日の事、怒ってるのかなぁ!?)

 そう思ったものの、今日は私の誕生日だし、母ならケーキでも買って帰って来てくれるだろうと信じ、気を取り直して学校へと向かいました。今月のお小遣いもピンチで、百数十円しか手持ちにありませんでしたが、私の誕生日だし、母ならお小遣いでもくれるかなと、密かな期待もしながら、学校へと出掛けました。

 その日、金も無く母が居なかった為、私は水を飲んで空腹を紛らわせ、屋上へと向かいました。屋上には給水タンクがあり、その脇に、ちょうど横になれるスぺースがあるのを以前健二と発見し、私は昼休みが終わるまでの間、ここで寝てようと横になって居ました。すると、誰かが隣に座った気がして薄目を開けると、そこにはパックのジュースを飲む健二の姿がありました。

「よう、康一が来るとは珍しいな」

 私の顔を見ると、あの授業参観以降、その場を離れる健二にしては、珍しく私の傍によって話し掛けて来た為、私はちょっと驚きながらも、

「まあ、たまにはな・・・」

「そうか・・・話は変わるが、竹先輩に事情聞いたぜ」

「エッ!?・・・ああ、あの人か」

 私は、健二が話した竹先輩の名に、最初はピンと来ませんでしたが、少しして授業参観の時、旧理科室で見張りに立って居た人だと思い出しました。

「お前、自分だけ逃げだしたんじゃなくて、中野の母親逃がして、鬼塚先輩の所に行って、母親救おうとしてたんだってな」

「結局・・・救えなかったけどな」

 私が少し愁いを帯びた表情をすると、健二は、ポケットからもう一つパックジュースを取り出し、

「康一、今まで誤解してた詫びって訳じゃないが、飲むか?」

「サンキュー!」

 私は健二からパックジュースを受け取りました。それはコーヒー牛乳で、私はストローを差し、一口、二口と空き腹の中に入れました。健二も一口ストローで吸うと、

「お前、俺が鬼塚先輩の仲間になったの、知ってるだろう?」

「一応ね」

「お前の母ちゃん、かなりマジで鬼塚先輩の虜になってるぜ?」

 私は、最近の母の変貌ぶりを見ると、そうであろうと想像は付きましたが、いざ鬼塚先輩のグループに入った健二の口から直に聞くと、中々堪えるものがありました。


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