色-5
イヤらしいほどに乳首を口の中で転がして
「俺とのセックス、好き?」
そ、そんなこと聞かないでよ!
「言わないと、続きしてやんないよ」
噛みながら話していた乳首から口を離した。
「やぁ・・・ぁ」
「何がヤなの?」
「やめない・・・でぇ」
私の言葉に満足そうに笑って
「あだちさんのエッチ、好きぃ・・・ぃ」
懇願するようにささやけば
ニヤッと笑って、自分自身を指さした。
「美鈴、この上に自分で座れよ」
「え・・・」
座りながら手を広げ、私が座るのを待ってる。
私はそっと、ベッドに座る裸の安達さんの上にまたがった。
安達さんの手が私の腰に回る。
その手は、先を促すわけではなく
あくまで支えるだけで、私の自分からの行動を待っている。
お互いに視線を合わせて、
言葉を発しないで、息だけがリンクしていた。
私は、そのままゆっくりと腰を下ろす。
「んっっ・・」
安達さんのが私の秘部にあたって・・・
そのまま、ぬっと私の中に入ってくる。
「あだちさっ・・・」
「いたいか?」
「ううん。きもちぃ」
「そうか」
目を細めていた安達さんの顔が嬉しそうに崩れた。