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スイッチ、オン 〜 The actress on through the lens
【その他 官能小説】

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第八章 1 in 2-2

 「何やってるんですか?」
 「手足動かしてごらん。」
 ハルミさんに言われて試した。う、動かない!
 「でも座ったままでいれるでしょう?」
 「ホントだ。」
 「筋弛緩剤は知ってるわよね?その逆のクスリ。自分では動けない。でも、他の人には動かせる。こんなふうに。」
 ガバっと股を開かれた。
 「つまり、操り人形になったって事。ロボットアニメのフィギュア作った事ある?」
 「ありますよ、たいていの男の子はあるんじゃないかなあ。」
 「あれってね、自在にポーズとれるけど、自分では動かないでしょ?あなたは私のフィギュアなの。」
 「されるまま…。」
 「そう。でも安心して。感覚には影響しない。カラダにされた事はされた通りに感じる。」
 「それって…何をされようが抵抗できない上に、全部感じちゃう、っと。」
 「縛られてヤりまくられるみたいでコーフンするでしょ。」
 「縛られてるのと同じ事だと思いますけど…っていうか、そんな恐ろしいクスリ、どうやって入手したんですか?」
 「ハルミちゃんはね、ペリー来航より前から代々つづく医者の家系なの。で、国立の医大を主席で卒業したんだけど…。」
 「アニキに継がせちゃったのよ、オヤジのやつ。裏口入学しか出来ないボンクラに。」
 「そ、それはそれで怖い話ですね。そんな病院、行きたくない。」
 「でしょ?で、馬鹿らしくなって全然違う仕事選んだの。」
 「知識も技術もあるのよね。あと、ご実家に出入りしてた業者さんとのお付き合いとか。」
 「と、いうわけ。さ、ユリカちゃん、準備出来たよ。」
 「ありがとう、ハルミちゃん。遠慮なくいただくわ。」
 「僕には遠慮してくれないんですか?」
 「あら、イヤなの?私にそこを可愛がられたくないの?」
 「いや、あの…。」
 「良かったあ!初めて会った時から味わいたくてたまらなかったの、それ。さて。」
 ユリカさんは俺のベルトを外し、ボタンを外し、ファスナーを下げた。
 「なんだかんだ言いながら、もうそんなことになってるじゃないの。でも、ズボンが邪魔ね。」
 「脱がしちゃおうかなあ。」
 「そうでんなあ。」
 ハルミさんが俺の足を一旦閉じ、ユリカさんがズボンの裾を掴んでひきずり降ろした。そして再び足を思いっきり開かれた。
 「なかなかの突っ張り具合ね。そろそろナマで見せてもらおっと。ハルミちゃん、お願い。」
 「うい。」
 ハルミさんがいつの間にかハサミを持っていた。そして俺の下着をチョキンチョキンと切り離し、布がそこに乗っかっているだけの状態にされた。
 「はい、どうぞ、ユリカちゃん。」
 「サンクス。」
 ユリカさんの顔が迫ってくる。右手が伸びてきた。下着だった布をつままれ、じれったいぐらいゆっくりとめくられていく。いっそのこと一気に、と思っていたら、ホントにバ、っと一気に剥ぎ取られた。完全に丸出しだ。
 「初めまして、こんにちは。よろしくね。」
 ユリカさんの顔が俺の両足の間に迫ってきた。来る、来る、来るぅ。俺は一ミリも逃げられない。彼女の少々荒くなった鼻息をそこに感じる。
 「いただきまーす。」
 ペロ、っと先端を舐められ、パク、っと咥えられた。
 「うぅ…。」
 「あら、始まったばかりよ?ユリカちゃんの責めはそんなもんじゃないんだから。」
 ハルミさんの言うとおりだった。ユリカさんの口の中で、剥き出しの全てをネットリと舐め回された。最高に敏感な部分への執拗な攻撃に、俺は必死に耐えた。じっとなんかしてられないぐらい激しく感じてしまっているが、逃げることはおろかピクリとも避けられない。ムリヤリねじ込まれてくる猛烈な快感に下半身が硬直し、気が狂いそうだ。いっそのこと、さっさと出させてくれと本気で思った。
 「どう?」
 俺を口から開放したユリカさんが訊いてきた。
 「どう、と言われても…。」
 俺は肩でハアハアと息をしていて、それ以上しゃべれなかった。
 「ねえ、ちょっと休憩させてあげたら?彼、失神しかけてるよ、ユリカちゃん。」
 正確な分析だ。
 「そうね。」
 今度は根本のあたりを横からカプ、っと噛まれた。
 「い、痛い!そんなに強く…。」
 カプカプカプ…。そこら中に遠慮のない噛みつき攻撃を喰らった。痛くてたまらないのだが、俺のカラダはその刺激にさえ甘美な反応を示した。
 「あー、どんどん硬くなっていく。あなたヘンタイね。ま、私も敏感な所をユリカちゃんに噛まれたらそれだけで駆け上がっちゃうけどね。」
 「なんだか顎が疲れちゃったわ。ハルミちゃん、ちょっと代わってあげようが?」
 「お、いいの?では遠慮なく…へへ。」
 ユリカさんに代わってハルミさんの顔が近づいてくる。先端への刺激を期待…いや、覚悟したのだが、ツー、っと袋を舐め上げられた。そのまま根本から先端へと向かって優しく舌が這い上がってきた。こそばゆい。しかし、何とも言えない安らぎに包まれ、眠ってしまいそうになった。
 「ハルミちゃんの方が気持いいの?ヒドイわね、さっきあんなに可愛がってあげたのに。」
 ユリカさんの声が天使の囁きのように遠く聞こえたような気がする。
 「がうっ!」
 油断した。先端を深く口に入れられ、イキナリ噛みつかれた。しかも、そのまま喰いちぎる勢いで激しく首を振ってきた。同時に、俺の膝を両手で掴んでグイグイ広げてくる。反動で腰が少し前に出た。
 「ち、ちぎれる、ちぎれるったら!」
 「んぐんぐー。」
 「まだまだー、だってさ。」
 「むりー…。」
 「ぷはっ。もう、しょうがないなあ。あ、そうだ、ノンキの最新モデルの限定色欲しがってたよね?入手できるんだなあ、私なら。靴屋の、それもDEFマートの店長だからね。それあげるから、もう一回だけ噛ませてよ。」
 「はい、どうぞ。うぎゃー!」
 しまった。靴マニアの性か。


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