第五話:鬼の命令-1
母が屈服した事で、鬼塚先輩は竹先輩に命じ、私に絶対に手出ししない事を仲間達に伝え、私の身の危険は回避されました。ですが、私は旧理科室に正座させられ、これから始まる母と鬼塚先輩の交わりを、凝視させられるかも知れないと思うと、不安で溜まりませんでした。鬼塚先輩は煙草を取り出し、火を点けると一服吸い、煙を吐き出すと母に質問を始めました。
「フゥ・・・まだちゃんとお前の事聞いてなかったなぁ・・・名前は?」
「み、美優希・・・前田美優希よ」
鬼塚先輩に名前を聞かれた母は、素直に自分の名前を名乗りました。鬼塚先輩は満足そうに何度か頷き、
「ほぅ、美優希かぁ・・・中々良い名前じゃねぇか」
「・・・・・・」
鬼塚先輩に名前を誉められたものの、母は返事に困ったかのように、微妙な表情で無言でした。更に質問は続き、
「で、今まで何人の男と寝たんだ?」
「なっ!?そ、そんな事まで・・・」
「言うよなぁ?お前は俺の女になったんだよなぁ?」
鬼塚先輩の念押しに、母は悲しげに視線を下げると、小さな声で話し始め、
「ウッ・・・い、言います・・・しゅ、主人だけです」
「本当かぁ!?」
「う、嘘じゃありません!」
鬼塚先輩に疑惑の視線で確認された母は、少しムッとしながら嘘じゃないと答えました。私は母の答えを聞き、健二の母のような淫乱じゃなくて良かったと、内心母の告白を聞いてホッとしました。
「そうか・・・旦那と最後に寝たのは何時だ?」
この質問に、母は顔を赤らめながらチラリと私を見て、直ぐ鬼塚先輩を見つめると、
「そ、そんな事まで言うの!?お、覚えて無いわ・・・もう五年以上は・・・」
「何だぁ!?そんな良い身体を五年以上も使ってねぇのかよ?じゃあ、オナ二ーで発散してたのか?」
「む、息子の前では・・・」
私の前では、その質問には答えられないと言おうとした母でしたが、鬼塚先輩はそれを認めず、語気を強めながら、
「言え!」
「ウッ・・・・・ハ、ハイ・・・オナ二ー・・・してました」
「クククク、そうか・・・今此処でやって見せろ!」
「そ、そんなぁ!?こ、ここには息子も・・・」
「やれ!」
「・・・・・ハイ・・・・・」
鬼塚先輩の非情な命令に、母は逆らう事が出来ず、右手で左胸を愛撫し始めました。私も思わず興奮してしまい、母を凝視して居ました。
「ンッ、ンンン、ハゥ、ンンンッ」
母は自分の左胸を、円を描くようにゆっくり揉み、時折人差し指と中指の間に乳首を挟んで刺激を与えると、堪らず悶えだしました。
「クゥゥ・・・ンンッ、ハァ、ハァ、ウゥゥン」
私は、普段聞いた事がない母の悶え声に益々興奮し、鬼塚先輩はニヤニヤしながら、そんな母のオナ二ーを見続けました。母もオナ二ーをして感じ出したのか、鬼塚先輩に命令される前から、オシッコを漏らしてビショビショのピンク色のパンティを脱ぎ、クリトリスを左手で愛撫し始めました。
「アァァ、アッ、アァァン・・・ンンッ、ハァハァハァ」
「ククク、良い声で悶えるじゃねぇか?よっぽど欲求不満だったんだなぁ?」
「ち、違・・・うわ・・・アァァン、アッアァァ」
母の歓喜の声が一層高まり、クリトリスを弄っていた指を股間へと移動させ、指で膣を捲り上げて慰め始めました。
「ハァハァハァ、アァァ、アァン、アッ、アッ・・・アァァァ!イィィ!!」
母は身体をビクビク痙攣させ、まだ母が漏らしたオシッコの上に大股開いて絶叫しだしました。更に母は、膣に擦り付ける様にゆっくり、そして徐々に早く動かしていきました。母の喘ぎ声が段々激しくなり、
「ハァハァ、アッ、アァァン・・イィィ!イクゥゥゥゥゥ!!」
ビクビク痙攣した母は足を突っ張り、やがてグッタリしてそのまま実験台の上で横になり荒い呼吸を続け、その目からは、薄っすら涙が流れて居ました。