初夜-1
「私の初めてをもらってくれる?」
「えっ?」
「えっ?って・・・・私・・・そんなにふしだらな女の子じゃないわよ!」
「ゴメン・・・・そういう意味じゃなくて・・・・」
「わかってる!ちょっと意地悪を言ってみただけよ!」
ゆかりはそう言って笑顔を見せた・・・・
(姉さんは・・・やっぱり綺麗だなぁ・・・・)
航の胸で幸福感が膨らんでいった・・・ゆかりを布団の上に寝かせると、ペニスは反りかえり下腹部にくっついていた・・・・鋼鉄のように堅く、こんなに堅く勃起することがあるのかと自分でも驚くほどだった・・・航はゆかりの身体に自分の身体を重ねると、やわらかいゆかりの肌が吸いついてくるようだった・・・ゆかりの脚をひろげその間に下半身を滑りこませると、いきり立ったペニスの裏側がゆかりのぬめりを帯びた股間にふれ、物凄い快感が湧き上がってきた・・・航は両手でゆかりの太腿をひろげ右手をペニスに添えしっかりと握りしめるとゆかりの秘所に目をやった・・・・ゆかりは脚を開いているためクレヴァスがわずかに開いていて、ぬめりを帯びた粘膜が目に入った・・・クレヴァスのやや下のほうにねらいを定めるとゆかりの膣口がピクッとひきつった・・・・ゆかりの膣口からは航のペニスを待ち受けているようにとろりと白濁した愛蜜が溢れ出ていた・・・・
「入れるよ、姉さん・・・・」
航は真剣な眼差しをゆかりに向け囁くと、ゆかりはうっすら瞼を開き
「うん・・・・」
小さくうなずいた・・・・
(姉さんのなかに入れるんだ・・・絶対に手が届かない存在と思っていた姉さんのなかに・・・・ずっと憧れ続けていた姉さんのなかに・・・・)
航はゆっくりとペニスの先端をゆかりの膣口に押し当てた・・・・その瞬間、快感が航の身体中を駆け巡った・・・腰を突きだすと、亀頭がわずかにゆかりのクレヴァスに埋まり強い締めつけが簡単に挿入を許してくれなかった・・・・しかしペニスの先端がわずかにクレヴァスに埋まっただけでこれまで経験したこともない圧倒的な性感の波が航の身体を駆け巡っていた・・・・
「はうっ・・・くうぅぅぅ・・・・」
ゆかりは唇をきゅっと結び眉間に苦痛を感じているかのような皺を浮かべていた・・・・
航のペニスの先がゆかりの蜜壺のぬくもりに包まれた・・・・まだ亀頭が半分蜜壺に埋まっただけなのに様々な種類の快感が渦を巻き蠕動し弾けていた・・・・
「航・・・航のおちんちん・・・・私のなかに入っているのね?」
「う・・うん・・・・でも・・まだ・・・・少しだけ・・・・」
「あぁぁ・・なっ・・なんか・・・へんになりそう・・・ネェお願い・・・入れて・・・もっと・・奥まで入れて・・・・」
ゆかりは両手を航の腰にまわし抱き締めた・・・ペニスの先端がゆかりの蜜壺に埋まっていった・・・・
「あうっ」
痛みを感じてゆかりの表情が歪んだ・・・・しかし、航のほうはさらに大きな快感に包まれた・・・ゆかりの蜜壺はとろけてしまうほどやわらかく無限の快感を与えてくれた・・・・入れているだけで癒されていく気がした・・・・航は結合部分に目をやると、勃起したペニスがゆかりの身体に食い込んでいた・・・淡く萌える細い秘毛・・・・その奥に息づく薔薇の花びら・・・・肉棒は亀頭の部分が完全にゆかりの体内に埋まっていた・・・・
(姉さんとひとつになっている・・・・僕は姉さんのなかにいるんだ・・・・)
航がさらに腰を突き出そうとしたが、ゆかりの蜜壺は容易に航のペニスを受け入れてはくれなかった・・・・まだ、三分の一も入っていなかった・・・ゆかりの処女膜を突破できたのかどうかさえわからない・・・なのに下半身から湧き上がっくる快感は航の性感をどこまでも昂らせていった・・・・
「わ・・航・・・」
ゆかりは唇を噛みしめ目尻に涙の粒が浮かべていた・・・・
「痛い?」
「うん・・・でも大丈夫・・・つづけて・・・全部入れて・・・・」
「でも・・・」
航は一瞬躊躇ったがゆかりの蜜壺がきゅっと締まりペニスはさらに刺激された・・・
(このままではすぐにイッちゃいそうだ・・・・)
航は一刻も早くゆかりのなかにペニスを埋めてしまいたかった・・・・
「お願い・・航・・・全部・・・・入れて・・・・」
すがりつくようなゆかりの瞳に深い愛情を感じた・・・身体が引き裂かれるほどの痛みをおぼえているはずなのにゆかりは心から航を求めていた・・・・航はゆかりの身体に自分の身体をゆっくり重ねた・・・両手をゆかりの頭にまわし胸と胸をあわせた・・・ふれた瞬間吸いついてくるようなもっちりとした肌・・・乳房のふくらみのやわらかさが胸板に伝わってくる・・・・くらくらと眩暈さえおぼえた・・・航はゆかりの顔を覗き込むと、ゆかりは薄く瞼を開き潤んだ瞳で航を見ていた・・・狂おしいほどの愛情をおぼえ航は唇をゆかりの唇に重ねた・・・ふれた瞬間溶けてしまいそうな唇・・・甘くてやわらかい唇・・・航が舌を突きだすとゆかりは唇を開いて受け入れてくれた・・・ゆかりの口のなかは温かく、ゆかりの唾液は夢のように甘かった・・・ゆかりの舌を捜すと、ゆかりが控えめに舌を持ちあげ二人の舌が軽くふれ合うと、航は舌をまわしゆかりの舌と絡め合った・・・二人の舌と舌がふれ合いぴちゃぴちゃといやらしい音をたていた・・・唾液がゆかりの口のなかに流れ込んで行った・・・・ゆかりはその唾液を喉を鳴らして飲み込んでくれた・・・・