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ちょっと綺麗で優しい僕の母さんが浮気してた件
【母子相姦 官能小説】

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電話の後先-1

今より少し若い母さんが僕に言う。
170近い長身と肩までの短い黒髪と細い目、少し出た頬骨が特徴的だ。
小さなころからたまに「お母さん綺麗だね」って言われてきた。
たまに。
キツめの顔立ちだから、見る人によって印象は大きく変わるんだと思う。

「ほら、恵太。ちゃんとこっち見なさい」
「………」
「ね〜、聞いてんの?」
「聞こえてる。…恥ずかしいなぁ」
「だったら早くする。ほら、笑って笑って」
そう言って、母さんは手を振って慣れない手つきで真新しい赤いケータイを僕に向ける。
ちゃんとしたカメラと違ってどこがレンズなのかちょっと分かりにくいけど、僕は顔を上げた。
………。
………。
………。
………。
「………まだ?」
「ごめん、恵太これシャッターどれよ?」

僕が中学校の入学式の日の朝。
家を出てく時に急に母さんが写真を撮りたいと言い出した。
せっかくだから入学式に出かける僕の学生服姿を残しときたいって。
朝の時間で道路には通勤通学の人もチラホラいるから嫌だったんだけどさ。
玄関先で撮るって言いだしてきかないから。

その少し前の事だけど、一緒に家族割引が使えるからって中学校に入る僕と一緒に母さんも初めて携帯を買ったんだ。
最初は僕の入学祝として買ってもらえるだけだったのに、店員が家族割のパンフレットを取り出して説明しだしたら乗り気になったみたいでさ。
家族間だとメールがタダになる、ある程度の無料通話も共有できて…。
そんな販売員の話を聞いている内に、母さんも買ってみようかとその気になったらしい。

それはもう何年も前の事で、僕の携帯はそれからスマホに機種変してる。
もし、あの時店員が母さんに携帯を持たせなかったら、なんて思っても仕方のない事だけれど…そう思わないではいられなかった。
その時に撮った写真は母さんの携帯から転送した画像データの一番上にあった。
多分母さんは携帯を買ってからあの日が初めてカメラを使ったんだろう。
逆に僕は携帯を買ってもらってから入学式まで春休みの間ずっといじりたおしていた。
着メロサイトや待ち受け画面、カメラやネット、ワンセグまで携帯で試せる機能はほとんど全部試してたし、ちょっとしたサイトも見られる事も確認してた。
だからそんな事もまだ出来ないのかってちょっと呆れたのを覚えてる。

部屋に戻った僕はパソコンの電源を立ち上げた。
見慣れたアニメの待ち受け画面が切り替わると、メールアプリを開く。
新着のタブを見てみると、ついさっきリビングからわずか数メートルの距離を隔てて送信したメールが届いていた。

送信元のアドレスは記録にない。
From:keikei1977@mail.docono.co.jp
そう記されている。
母さんの携帯のアドレス。
1977が生まれた年の西暦だとしたら、29歳な訳ないじゃないか。
それと個人情報がメールアドレスに入っているのもどうかと思う。
今さらそんな事を思っても仕方ない事だけれど。

新着メールの件名は「無題」と書かれている。
慌てていたから、本文も件名も付けられなかったんだ。
newが小さく付いてるメールを選んで、クリップされた添付ファイルを解凍。
数秒の作業の間で、乱れていた息を整える。
中身を見る覚悟が決まっているかどうか、ほんの数秒で考えた。
何を知りたくて自分はこんな事してるのかも分からないのに。
答えが出る前にサムネイルになったファイルが開かれる。
ぱっと見、画像は100枚超入ってる。
携帯を買って数年が経過している事を思えば少なくないか?
でも家族旅行の時とかデジカメで撮影するから、そんなもんか。

サムネイル画像は撮影日が新しい順に並ぶ。
画像は見慣れた人や場所ばかりだった。
表示されるサイズがいくら小さくても分かるくらい知ってる。
ほとんどが僕の学校行事やママ友ら、そして父さんや僕。
そういうホント普通のやつ。
正直言ってすごく嫌な予感がしてた。
期待なんてしてないよ。
現実、自分の母親のそういう画像なんて、絶対見たくない。
だからアレ以外の画像が無くて、正直ほっとした。

念のためそのまま下にスクロールする。
液晶の中の小さな画像がどんどん古い撮影日に遡っていく。
僕の中学の卒業式や家族で行った何年も前の旅行。
長野の千曲川に行った時のもので、僕は母さんに肩を抱かれてる。
これを撮った時は母さんに肩を抱かれるなんてウザかった。
けれど、今見てると何だかやけにホッとする。
まるでこの画像の幸せが永遠に続くみたいに思えるからかな。
何でだろう。

ふと思った。
さっき見た画像は何で無いんだろう?
撮影日はつい最近だから一番上にあったっていいはずだ。
けど、どこにも見当たらない。
窓越しにやけに蝉の鳴き声がうるさい。
夏は嫌いなんだ。
指先に汗の湿りが伝わってきたのは暑さからだけじゃない。
落ち着きかけていた心が再びざわつき始める。
あれはニコって男のスマホから送られてきたものだ。
もしかしたらファイル形式とか撮影日の扱いが違うのか?
ファイル内を探していると、一番下にあった。
小さくても分かる。
あのニコって男と母さんが一枚のタオルかシーツに包まれているあの画像。
見てみると、画像名が付いていた。
・恵子さんと.jpg
そう書かれていた。

中山恵子。
母さんの名前だ。
・恵子さんと.jpg
その画像の名前を見た時、初めてはっきりニコの存在を感じた。
母さんが自分の名前を付けるはずない。
ニコが写メを送る時に付けたんだろう。
…。
他の画像は全部名前がそのまま撮影した日時になってる。
名前が付けられた画像はそれだけだった。

…。
どう考えればいいのか、よく分からなかった。
あのニコと母さんが映ってた画像は多分‥想像した通りジゴだと思う。
でも、もしかしたら勘違いかも。
ニコは美容院とかママ友とよく行くカフェの店員とかで。
たまたまカラオケでも一緒にって時にちょっと盛り上がって、それでノリでそういう風に装って母さんと冗談で撮ってみた、とか。

…いや、それは無いな。
パソコンの大きな画面でアップにするとはっきり分かる。
絶対タオルの下、母さんもニコも何も着てない。
ちょっとだけ映っている二人のバックもホテルみたいな調光器や壁紙が見えてる。
画質は荒いけど、母さんははにかんだような顔をカメラに向けてた。
どこか嬉しそうにも見える。
…。

「恵子さんと.jpg」のプロパティを確認していたら更新日が書いてあった。
母さんの携帯で撮ったのと違い、画像名があるから撮影データはこっちに残るみたいだ。
20170816161751
暗号みたいな数字の羅列。
頭の中で日付に変換する。
撮影日は2017年の8月16日。
時刻は午後4時17分51秒、と。
何だついこないだか。

…あれ、これって。
見覚えのある日付と時刻の気がして‥思考が一瞬止まる。
自分のスマホを取り出し、着信履歴を見た。
あの日、直前までネットゲームで遊んでたケイスケから来た着信は…。
2017年8月16日午後4時20分。
同じ日で、しかもケイスケから来る電話の直前だって?

そうだ。
こないだ母さんの携帯にかかってきて忘れて行った携帯を冷蔵庫横のラックに入れといてくれって話をした時だ。
電話を切った後でどこから掛けて来たのか気になって着信履歴に「ニコ」って名前を見つけて‥。

あの時電話で母さんと話した時はこの画像を撮影する「前」だ。
てことは、話をしてた電話の向こうの母さんはまだ服も着ないで男とベッドにいたって事か?
‥。
‥。
‥。

考えたくもないけれど、多分こういう事だ。
あの日、僕はソファに寝ころんだままネットゲームをしていた。
いつもの怠惰な夏休みのよくある一日だ。
それで午後になって買い物に出かけるという母さんをソファの上から見送る。
母さんは買い物をすぐに済ませた後、待ち合わせてた若い男とラブホに行って、セックス…した。
すっきりした後で帰ろうとした母さんはその時バッグから携帯を取り出そうとする。
その時になって初めて家に携帯を忘れてきたことに気づく。
それでニコの携帯を借りて自分の携帯に掛けると、何も知らない自宅の僕が出て‥。
あの時電話で話した母さんの声色を思い出そうとしたけれど、何か普段と違った様子は無かったと思う。
父さんと僕を裏切りながら、何でもないように普段通りに話をしたんだろうか。
あの母さんが?
そんなしたたかで狡猾でずるい一面があるんだろうか。
思いもしなかったし、考えたくもなかった。
それとも後ろめたさや後悔で母さんもドキドキしてたんだろうか。
そんな母さんの動揺に僕が何も気づかなかっただけなんだろうか。

僕との電話を切った後、母さんはニコに何を話したんだろう?
借りた携帯を手渡しながら、次に会う約束でもしたんだろうか?
それから話の流れか何かで2ショット画像を撮って…。

画像だけじゃなくて他に転送したメールも確認しようと思ってたけれど、そこまで出来なかった。
吐き気がこみあげて、僕は部屋のゴミ箱にさっき食べた夕飯をちょっとぶちまけた。
涙腺が痛むほど涙がこみ上げてくる。
口の中の酸っぱい匂いと混じって最低の気分だった。
体も心もひどく疲れて、もう何も考えたくなかった。
ベッドに横たわれると、眠気が襲ってきた。
そのまま僕は深い眠りに落ちた。

嘘をつきました。
ごめんなさい。
本当はすぐにベッドから起きてパソコンに転送したメールを全部確認したんだよ。
こんな中途半端な気持ちを放っておけなくて、眠れる訳ないし。
それで読んで、僕はもっと後悔した。



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