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さがしもの 〜 custom-made virgin
【調教 官能小説】

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第七章 傷跡-7

 「イヤよ。」
 ヒロカちゃんはうなだれた。
 「だよね…。」
 私はヒロカちゃんの眼を真っ直ぐに見つめた。
 「抱く抱かれるじゃなく、愛し合おうよ、私たち。親友で、なおかつ恋人同士でもいいじゃない。好きよ、ヒロカちゃん。両方の意味で。」
 唇を震わせながら涙を浮かべている彼女をギュ、っと抱きしめた。そして、二人は着ているものを一枚ずつ脱いでいった。さあ、これが私よ、と互いに確かめ合うように。
 「来て…ヒロカちゃん。」
 二人とも全裸になって見つめあい、唇を合わせ…。
 「ああ…。」
 ヒロカちゃんはため息を漏らした。そして私の胸に唇を這い下がらせ、先端をチュ、と吸った。
 「んん…。」
 今度は私が声を漏らした。
 私の胸にむしゃぶりついているヒロカちゃんの頭を片手で抱きしめ、もう一方の手を彼女のおへそのあたりから下へと這わせ、茂みの中へと侵入させた。
 「あ…。」
 ヒロカちゃんは鋭い反応を示した。そして、私のそこに同じことをした。
 「はあ…。」
 私も反応した。自分でも意外なぐらいに強く。
 二人の指はそのまま進み。
 「ああ、感じる。今、私の中にヒロカちゃんが居るのね。」
 「そうだよ、私は君の中に居る。なんて熱くて粘りつくんだろう。受け入れてくれてるんだね、コイツめ!」
 「うん。ヒロカちゃんの中も凄く…。ああ、言葉にならない。」
 「やっと、やっと来てくれたんだ、私の中に。」
 「ヒロカちゃん、お待たせ。」
 「ううん、待ってないよ…なんて言うと思った?コイツめ。」
 二人は無言で指を動かし合った。互いの奥深くで。
 「ああ、ああ!ヒロカちゃん、私…。」
 「うん、感じるよ、ギューッと締まってくる。」
 「それはヒロカちゃんも…。」
 「ああ、コイツめ!コイツめ!あはぁあ…。」
 「ヒロカちゃん、ヒロカちゃん、うぅううぅ…。」
 二人は互いに互いを感じ合い、ついに一つになろうとしていた。


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