愛咲17歳、排泄を覗かれて…-3
彼女の排泄をつぶさに目撃し、記録にも残した翌日、僕は準備でほとんど寝ていないにも関わらず、少しも眠たくなかった。先日同様に、トイレには『掃除中』の看板を掛けて、彼女を待つ。今度は、すぐに話しかけられるように、トイレに近い物陰に隠れた。
彼女は先日と全く同様に、トイレ入口まで来るとスマホをいじり、足をパタつかせて、苛立ちを表現した。こらえかねてまた草むらに向かおうとしたところで、声をかけた。
「こんにちは」
彼女は怪訝そうな表情でこちらを見る。
「何やってんのよ、早く掃除しなさいよ!」
彼女の澄んだ高い声は、その高慢な印象を一層強めているようだった。僕には、その声がどのように変わっていくのか、楽しみでならない。
「その前に、これを見てください」
僕は、昨日の一部始終の記録を、彼女の鼻先に突きつけた。白いお尻も、ひり出されたモノが落ちる音も、それらが発する臭いまで伝わってきそうな映像だ。
彼女は、目を見開いて驚くと、キッと僕を睨んだ。
「あんた、こんなことしていいと思ってるの?! 変態!」
僕はその言葉に敢えて取り合わなかった。全てはこちらの用意した筋道通りに運ばせる。
「あなたの顔も、F女学校の制服も、勿論オシッコもウンチも写ってますね」
「ふざけないで、早く消しなさいよ!」
彼女は、手を伸ばして僕のスマホを奪い取ろうとしたが、僕はそれよりも早くポケットにしまう。彼女の眼の怒気が激しさを増した。
「清楚を謳うF女学校の生徒が、公園で野グソをしたのがバレたら、退学でしょうね」
彼女はギリギリと歯を食いしばったまま、僕を憎しみの眼差しで睨み付けている。肩がワナワナと震え、それに応じて長い髪も小刻みに揺れている。
「何が望みなのよ!?」
僕は、待ってましたとばかりに応じる。
「それじゃあ、ゲームをしてもらおうかな。なあに簡単なゲームです。それで僕に勝てば、映像は全部消しますよ」
「ゲーム…?」
彼女は片眉を上げて、怪訝な表情を作った。
「やりますよね?」
彼女は大きく舌打ちした。
「やればいいんでしょ! やれば!」
僕はニッコリ笑って、女子トイレを指さし、一番奥の多目的トイレに彼女を誘った。彼女が周囲を蹴りつけてでもいるかのような荒々しい足取りで個室に入ると、僕はその後ろからドアを施錠した。愉快なゲームの始まりだ。