愛咲17歳、排泄を覗かれて…-11
僕は彼女にアイマスクを付けてやると、そのまま彼女の髪に鼻を押し付けて、クンクンと匂いを嗅いだ。ラベンダーの芳香に混じって、女性特有の汗の臭いがする。続いて、脇の下から手を通し、乳房をゆったりと撫で回す。円を描くように、感触を確かめながら、指の平を滑らせていく。が、決して乳首には触れない。円が次第に小さくなり、乳首に到達しそうになると、さっと手を離して、また大きな円を描き始める。それを何度か繰り返すうちに、彼女の呼吸に色っぽいものが混じり始めた。
「うゥ…ん、ふゥう」
僕は、彼女がオナニーの際に最もいじる左乳首を敢えて無視して、右の乳首にフェザータッチを施す。爪の先端を乳首へ、触れるか触れないかのところまで近づけると、その度に彼女の口からは「あァ…」という喘ぎがこぼれた。勿論、左乳首に何もしないなどということは無い。最後の仕上げのために、ある仕掛けを施しておく。
彼女の前面に移動して、腰を屈めてローターを引き抜く。その衝撃で漏らしてしまうかもと危惧したが、彼女は「ぐゥッ…」と呻いただけで、なんとかこらえてくれた。僕は腰をいっそう屈め、出来るだけ頭を低くして、彼女の秘部が目の前に来るようにした。そして、大陰唇を押し広げ、第一ゲームの際に位置確認を行ったクリトリスを、包皮から剥き出しにした。
「うゥん! い、いやァ…」
彼女の声には既に凜とした張りは消え去り、今にも泣き出しそうだった。僕は構わずに、クリトリスにも、ある仕掛けをしておいた。
僕は再び彼女の後ろに回って、脇の下から乳房の側面に、ソロリソロリと指を這わせる。彼女は首を大きく左右に振った。長い髪がバッと空を舞った。
「や、やめてください…! くすぐったい…」
僕は言葉を返さずに、指の速度を速め、スーッと掻き撫でていく。右をやったかと思うと左、左をやったかと思うと右、速めたり遅めたり。その度に彼女は、身体をくねらせて、「くゥん」という切なげな声を漏らした。
僕は指を腹へ移動させ、へその下から胸の谷間まで、一息にスッと走らせた。彼女は苦しそうに首をすくめる。額には脂汗がにじみ出していた。今度は、手のひら全体で慈しむように腹を撫で回す。彼女は小刻みに顔でイヤイヤをして、歯を食いしばった。
「お、お願いです…、お腹は…や、やめてください…。で、出ちゃうッ!」
「出したって構わないよ」
僕はお腹の肉をちょっとつまんでみた。汗ばんでいるが、柔らかく滑らかだ。すると、その奥からギュルルという音が発せられた。と同時に、彼女が大きく息を吸い込んだ。
「あああ…、もうダメです、お願いだからトイレに行かせてください…!」
「ここがトイレだよ」
そう言う僕の満面の笑顔は彼女には見えないが、僕にはアイマスク越しの彼女の眼が、恐怖におののいているのがはっきり分かった。
「お、お願いします…、なんでもしますから…」
僕はまた、ゾクゾクした快感に襲われた。あの高慢だった彼女に、「なんでもします」と言わしめた快感は何にも代えがたい。その快感は、ある閃きを僕に与えてくれた。