愛咲17歳、排泄を覗かれて…-10
「これ、なんだか分かるよね」
僕の取り出したそれを見ると、彼女は「ひッ!」と小さな叫びを上げた。ぷっくりとした楕円の先は細長く伸びている。イチジク型の浣腸だ。
「お…、お願い、それだけは…」
「僕は構わないよ、ゲームを辞めるなら愛咲ちゃんの負けだ。学校に報告するだけだよ」
いつの間にか、『勝ったら映像を消す』から『負けたら学校へ報告する』にすり替えられている。しかし、彼女にはそれに気付く様子もない。
「どうする? ここで辞める?」
「や、やります…」
ついに彼女の言葉遣いが変わった。僕は背中がゾクゾクするのを悟られないようにしながら、
「じゃあ、もう一度お尻の穴を広げて…って、開いたまんまか」
そう、彼女は会話の間もずっと指先でアヌスを丸出しにしたままだったのだ。それに気付くと、彼女は首をすくめて、羞恥心を露わにした。
「うん、そのままの姿勢で、『ご主人様、愛咲の肛門に浣腸ぶち込んでください』って言うんだ。できるね?」
彼女は項垂れたまま、しばらく黙っていたが、やがて、
「ご、ごしゅ…ご主人様、愛咲の…うゥ…愛咲の肛門に、か、浣腸…浣腸、ぶち込んでください…」
「よく出来ました!」
と言うと同時に、僕は例の生き物に美味しいミルクを飲ませてやるように、一気に楕円部を押しつぶして、浣腸液を注入した。「うッ…!」というくぐもった声と同時に、彼女の膝は崩れて、スクワットのような姿勢になった。尻を地面に付けないのは、かすかな衝撃にも耐えられそうにないからだろう。
「そのまま10分間ウンチを我慢できたら、愛咲ちゃんの勝ち。約束通り、学校へは内緒にしてあげるよ」
約束の内容はすり替えられたままだ。それをさり気なく言葉にしておくことで、彼女にも染みこませていく。彼女は首を横に向け、眼を閉じ、口をギュッとつぐんでいる。お腹が苦しいのだろう、圧迫しないように太腿を開いて、両手は膝を掴んでいる。ちょうど彼女の排泄行為を目撃したときと同じだった。違うのは、彼女が素っ裸だといことだけ。
僕はバッグからアイマスクを取り出すと、後ろからそっと彼女の眼にあてがった。
「な、何これ…?」
「これから、いろんなハプニングが起こるからね。何が起こるか、ドキドキワクワクしながら待っていてよ!」
彼女の身体全体が、ブルリと大きく震えた。何が起こるか分からず、対処のしようも無い状況に耐えかねているようだった。