目の前で犯されて彼女は快感に溺れていく-3
「ばか、悦ばせてどうするんだよ。」
「イタメ、ツケヨウ。」
「そやな、堪忍や。えらい可愛いから、よがらせたなってもた。じゃあ、こうか。」
バシ。
「はふっ…。」
乳房を平手打ちされた。
「こうか、こうか、こうか!」
何度も何度も容赦なく叩かれた。痛みが蓄積していく。感覚が麻痺してもよさそうなもんなのに。ん?麻痺?俺はあることを思いつき、試してみることにした。
「ここも苛めてやる。」
そう言って乳首を爪の先でつねられた。
「んん?」
やっぱりか。
「なんだ?弱かったのかあ?」
さらに強くつねられた。
「むぅ?」
「コイツめ!」
反対の乳首もつねられた。そこでミユキちゃんは俺の意図を理解したようだ。
「む、むうぅ!や…へ…れ…。」
さっきまでより大げさに苦痛を表現し始めた。
「よしよし、そうでなくちゃな。」
そのあと、ミユキちゃんは体中にさんざん非道いことをされ、痛めつけられた。そして。
「なあ、もうそろそろどうや。」
「イレヨウ、ダソウ、イレテ、ダソウ。」
「そうだな。いいかげん疲れてきたしな。オレ、口でいいか?」
「ええよ。オレ、ここな。」
「コッチニ、イレル。」
ミユキちゃんは二つの穴と口に同時に入れられ、突きまくられた。
「なかなか…具合がええやないか。」
「シマッテクル、マトワリツイテクル…。」
「初心者だな。ここに入れるのが一番…そそるんだよ。」
三人は激しく腰を振り、ミユキちゃんのカラダは揺さぶられて跳ねまわった。
そして。
「おうぅ…きたきた…。」
「何で…やねーん!」
「デル。」
ひときわ激しい突きがミユキちゃんを貫き、三人から同時に中へブチかまされた。
「ふー、おいしいねえちゃんやったなあ。」
「ソヤナ。」
「まねすんなや。」
「コノコ、ドウスル?」
「決まってるだろ、通報とかされたら面倒だからな。」
「ヤルノ?」
「そやな。いつも通りに片づけよか。」
ヤバ。ナイフを出しやがった。
苦痛は快感へ、恐怖は安らぎへ、と感覚および感情を変換して精神崩壊からミユキちゃんを守ったが、殺されたらおしまいだ。
近づいてくる。ナイフを振り上げた。
「おい、何するんだ!」
「シラナイ、ナニモシテナイ。」
「そんなわけないだろ、殴っておいて。」
「シラナイ、シラナイ、カラダ、カッテニウゴク。」
「オマエら何やっとんや。」
「コイツがいきなり殴りやがった。」
「どないしたんや?何か気に入らんことあったんか?ぐっ…。」
「あ、あれ?オレじゃないぞ、何もしてないぞ。」
「何のつもりや、コラァ!」
「やめろ、ナイフ持ってるんだぞ、オマエ。当たったら痛いだろ、痛いと痛いんだぞ。」
ドタバタドタバタ。
「ハア、ハア…。このバカどもが。」
足下に関西弁とカタコトの二人転がっている。意識が無いようだ。
「あ、あれ?また体が勝手に動いてる…いや、動かされてる!」
彼はミユキちゃんに毛布を掛けて担ぎ上げ、部屋から出て階段を上がった。物陰の目立たない所に彼女、および憑依してる俺を寝かせると、
「ここでちょっと待っててね。」
と言い残して行ってしまった。しばらくするとルナさんが現れた。
「はい、お待たせ。交番の前にナイフ持たせて転がしてきたわ。あの部屋の場所をうわごとのように言わせてね。三人ともすぐ逮捕されるでしょうね。」
ミユキちゃんはまだ動けない。
「誰か入ってるとほんの少しだけど体重増えるのよね。行けるかなあ。よっこいしょ。」
大通りに出てタクシーを拾い、俺の部屋まで運んでくれた。