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In my room.
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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In my room.-1

会いたい
こんなに寂しいのに
これだけ願っても
夢にさえ出てきてくれないのね。
傍にいてほしいと
どれほど望めば
あなたはココに来てくれるの?

大好きなあなたの姿なら
どんなに遠くたってわかるのに
まだドコにも見えない。

こんなに好きな気持ち
どうして気付いてくれないの?
言葉にしない私が悪いの?

気付いてほしいのに、隠してしまう。
解ってほしいのに、言葉は裏腹。
いつも出てくる言葉はウソばかりで、本当のココロは部屋の中に置いてきた。

「こんな私の壁を壊して
私を優しく抱き締めて」
いつも誰かに願ってた。

誰も傍にいないことだって
とっくの昔に解ってたけど

でも誰かがいてくれると
思っていたかったんだ。

一人っきりのMy Room
引きこもりっきりだった
部屋の外はいつも雨

でも勇気を出して手を伸ばしたら
あなたは私を抱き締めてくれた

答えはいつだって自分の傍にあって
それから目を背けていただけなんだと
気付かせてくれたあなた

優しく私の手を取り
明るい光の指す場所へ


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