切恋−決−-5
「ありがとう、また上手くいったら連絡する!」
「おう!素直にな。愛」
「ありがとう」
そういってまさとの車のドアを閉める
素直になろう、翔といたい。たとえもうすぐで距離が出来ても
気持ちは変わらないから・・・
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ピンポーン・・・・・
まだ、翔帰ってないのかな・・・・
インターホンを鳴らすも帰ってきたのは無言
「待ってみるか。。。」
夜の9時
「もう今日は無理かな。そういえば・・・・今日クリスマスかぁ。」
翔彼女できたのかな、だから帰ってこないのかな
もう、あたしのことなんか・・・・・・
フワッ
え・・・?
「風邪ひくだろ・・・・」
「・・・・翔!?」
「いつから待ってたんだよ。」
「あのね、あのね翔・・・」
ぎゅっ
「・・・もう会ってくれないかと思ってた。」
いきなり翔に抱きしめられた
その力はどんどん強くなっていく
「・・・・・ごめんね、翔。あたしは、・・・・翔の未来をあたしのせいで変えて欲しくない。あたしのためにそこまでしないで。翔があたしを本気で思ってくれてるの知ってる。だから距離なんてどれだけ離れてたって大丈夫だよ。高校卒業したら・・あたしが翔のところまで飛んで行くから。翔はあたしにたくさんのものをくれた、今度はあたしがあげるから。だから、あたしのこともっともっと好きになって?距離が離れたくらいで不安にならないくらい・・・もっともっと。ね?」
フワッ・・いきなり体が浮いたかと思えば翔の部屋に運ばれてベットの上に寝かされた
「・・・離せって言っても絶対離さないから。」
ちゅっ、
翔に唇をふさがれた
そのまま翔の舌が入ってくる
久し振りのキスに愛は涙が止まらない
もっともっと早く気がつけばよかったんだ・・・・こんなに好きなのに・・・なんで離れたんだろう。
ちゅっちゅっ、
愛を確かめるようにキスを送る翔
いつのまにか服はボタンを外されていた