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元人妻との恋
【フェチ/マニア 官能小説】

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温泉旅行-5

お尻の後ろあたりで手を組んで起立している美奈子は少し緊張しているようだった。両肩や背中を露出するドレススカートを買って今日に備えることは、勇気がいることだったのだろうか。美奈子の仕草からは恥ずかしさと期待が揺れているように輝いていた。

「美奈子さん。まず、キスしましょう。今日は、これだけは最初にきちんとしておきたいです」
「面白い人、真面目なのね。でも、そんな所、素敵よ」

美奈子は顔を下ろして床に座る僕に柔らかい唇を併せてくれていた。深く屈んだドレススカートの谷間から、美奈子のおっぱいが丸見えで揺れていた。

「はい、おしまい」
「え?おしまいですか?」
「やだわ。本当は違うことをしたいんじゃないのかしら?」

全てお見通しされていた。僕は恋人とのお作法として最初にキスだけはしっかりとしておきたかった。最初のキスさえ守っておけば、後は好きなようにしてもそこまで嫌悪されないだろうと学んでいた。それを美奈子は完全に見透かしていた。凄い女だと関心しながら僕の指示を待つ美奈子を見上げていた。

「いいのよ」

美奈子は大人の目線で僕を見つめ、全ての準備ができていることを伝えているようだった。そんな美奈子を焦らすように少し見返してあげていた。

堪らない数秒だった。

美奈子は見つめられる数秒を恥じるように立ち上がったまま、早く指示を貰えないかと恥ずかしがりながら僕を見下ろしていた。

「ねぇ、お願い。早く何か指示をくれるかしら」
「まだそのままです」
「ずるい。恥ずかしいわ」
「そのままでいて下さいね」

美奈子を見上げながら僕は服を脱いで全裸で床に座り直していた。反り返る勃起はお腹にぶつかり肌の音を響かせていた。美奈子は勃起を危うい目線でみつめていた。

「逞しい体ね。大きいわよ」
「美奈子さんを見て僕は勃起してます」
「ちょっとぉ。エロいわよその言い方」

綺麗な笑顔で僕を見下ろしていた。

「美奈子さん、素敵な笑顔です。大好きです。だから、少しだけ、見ててくれますか?」
「何かしら。立ったままでいいのかしら」
「そのままでいて下さい」

戸惑う美奈子は不思議な視線で僕を見下ろしていた。僕は見せつけるように勃起を少し掴んで上下にしごきながら、美奈子の脚元に顔を近付けて足の指を舐め始めていた。

「あら。そんなことも好きなの?」
「はい。結構好きです」
「面白い人。テーブルに腰掛けた方がやり易いんじゃないのかしら?」
「ぜひお願いします」

もう美奈子には敵わなかった。わざと変態行為を見せつけたはずなのに、なんの驚きも見せずにその行為を認めてくれていた。

「どうぞ。お好きなように」

テーブルに腰を掛けた美奈子は、ストッキングの両脚を僕の股間に向けて伸ばしてくれていた。目の前の視界に、スカートから覗くピンク色の下着がエロい角度で丸見えだった。それを分かってる美奈子は脚を器用に組み替えて僕の行動を見下ろしながら、爆笑を堪えているように肩を震わせているようだった。「上等です。楽しませてもらいます」心の声なのに、ついに声を出して喋ってしまっていた。


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